定番コンテスト
2016/04/01 10:15

KOKUYO DESIGN AWARD – 「登竜門」定番コンテスト

KOKUYO DESIGN AWARD は、使う人の視点で優れたデザインを募り商品化を目指す、プロダクトデザインの国際コンペ。主催はコクヨ株式会社。

2002年に始まり、毎年テーマを変えて開催されている。MoMaコレクションにもなった「カドケシ」をはじめ、「なまえのないえのぐ」「和ごむ」「Stoop」などのヒット商品を生んできた。近年では、既存の文具の枠にとどまらない商品も受賞している。


KOKUYO DESIGN AWARD 開催概要

2024年(募集は2023年)

コクヨデザインアワード2024の募集テーマは「primitive」です。


募集概要
【テーマ】
primitive
【審査員】
木住野彰悟、田根 剛、田村奈穂、柳原照弘、吉泉 聡、黒田英邦

結果発表
応募作品数:1480点
受賞作品数:4点

Flow of Thoughts

グランプリ「削鉛筆」伝野 輔

2023年(募集は2022年)

開催20回目を迎え、テーマを「embrace」として作品を募集。


募集概要
【テーマ】
embrace
【審査員】
川村真司(Whatever チーフクリエイティブオフィサー)
田根 剛(Atelier Tsuyoshi Tane Architects 代表、建築家)
田村奈穂(デザイナー)
柳原照弘(TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO、デザイナー)
吉泉 聡(TAKT PROJECT 代表、デザイナー)
黒田英邦(コクヨ株式会社 代表取締役社長)

結果発表
応募作品数:1023点
受賞作品数:3点

Flow of Thoughts

グランプリ「Sahara」王尾仁思

2022年(募集は2021年)

審査員にTAKT PROJECTの吉泉聡さんを迎えて開催。パンデミックをふまえたテーマ設定となった。


募集概要
【テーマ】
UNLEARNING
【審査員】
川村真司、田根 剛、柳原照弘、吉泉 聡、黒田英邦

結果発表
応募作品数:1031点
受賞作品数:4点

Flow of Thoughts

グランプリ「Flow of Thoughts
Emilie & Joseph」Emilie-Marie Gioanni、Joseph Chataigner

2021年

いま、プロダクトデザインに大切なのは、身の回りのモノにあらためて向き合ってみること。長く、広く、愛され続けることの価値を見つめること。


募集概要
【テーマ】
POST-NORMAL
【審査員】
植原亮輔、川村真司、田根 剛、柳原照弘、渡邉良重、黒田英邦

結果発表
応募作品数:1401点
受賞作品数:4点

RAE

グランプリ「RAE」Milla & Erlend(Milla Eveliina Niskakoski、Erlend Storsul Opdahl)

2019年

結果発表が2020年となるため、アワードに2020を冠して開催。テーマは「♡」。あえて読み方は設定しておらず、この記号をどのように読み、解釈するかは、応募者に委ねられた。


募集概要
【テーマ】
「♡」
【審査員】
植原亮輔、川村真司、田根 剛、柳原照弘、渡邉良重、黒田英邦

結果発表
応募作品数:1377点(国内771点、海外606点)
受賞作品数:4点

いつか、どこかで

グランプリ作品「いつか、どこかで」オバケ(友田菜月、三浦麻衣)

2018年

グランプリは、視覚情報を残すことを目的としない「楽器としての文具」の在り方を探求。見える人にも見えない人にも新鮮な創造体験をもたらす。


募集概要
【テーマ】
BEYOND BOUNDARIES
【審査員】
植原亮輔、川村真司、佐藤オオキ、鈴木康広、渡邉良重、黒田英邦

結果発表
応募作品数:1289点(国内766点、海外523点)
受賞作品数:4点

音色鉛筆で描く世界

グランプリ作品「音色鉛筆で描く世界」山崎タクマ

2017年

今までにない扉をひらき、やがて新ジャンルを確立していけるようなデザインを募集した。グランプリはこのアワード初の食品提案が受賞。


募集概要
【テーマ】
「NEW STORY」
【審査員】
植原亮輔、川村真司、佐藤オオキ、鈴木康広、渡邉良重、黒田章裕

結果発表
応募作品数:1,326点(国内880点、海外446点)
受賞作品数:4点

KOKUYO DESIGN AWARD 2017 グランプリ作品「食べようぐ」にょっき(柿木大輔、三谷 悠、八幡佑希)

グランプリ作品「食べようぐ」にょっき(柿木大輔、三谷 悠、八幡佑希)

2016年

「モノがあふれている現代。本当に必要なものは何なのか。あらためて考えなければならない時代にきています。」という問いかけから始まったテーマ設定で、どのように生きるかという想いの先に生まれるデザインを求めた。身の回りにある文房具、家具、生活用品などを募集した。


募集概要
【テーマ】
「HOW TO LIVE」
【審査員】
佐藤可士和、鈴木康広、田川欣哉、植原亮輔、渡邉良重、黒田章裕

結果発表
応募作品数:1,307点
受賞作品数:4点

KOKUYO DESIGN AWARD 2016 グランプリ作品「素材としての文房具」AATISMO(中森大樹/海老塚啓太)

グランプリ作品「素材としての文房具」AATISMO(中森大樹/海老塚啓太)

2015年

参加国は日本を含めて41カ国におよび、プロダクトデザインの国際コンペティションとしても成長した。優秀賞「儚く、美しく」「エンボスノート」「泡の定規」は商品化された。


募集概要
【テーマ】
「美しい暮らし」
【審査員】
佐藤可士和、鈴木康広、田川欣哉、植原亮輔、渡邉良重、黒田章裕

結果発表
応募作品数:1,659点

KOKUYO DESIGN AWARD 2015 グランプリ「すっきりとした単語帳」あら部(伊藤実里、高橋杏子、室屋華緒、山中 港)

グランプリ「すっきりとした単語帳」あら部(伊藤実里、高橋杏子、室屋華緒、山中 港)

2014年

ステーショナリー部門とファニチャー部門の2部門で、思わず手にしたくなる、使ってみたくなる商品を募集した。


募集概要
【テーマ】
「NEXT QUALITY」
【審査員】
川島蓉子、佐藤可士和、鈴木康広、田川欣哉、黒田章裕

結果発表
応募作品数:1,442点

グランプリ「すける はさみ」荻下直樹、大石紘一郎

グランプリ「すける はさみ」荻下直樹、大石紘一郎

2013年

ステーショナリー部門とファニチャー部門の2部門で、これからの世の中がもっと元気で、もっと幸せになるよう「HAPPY × DESIGN」なデザインを募集した。優秀賞「Stoop」「和ごむ」は商品化された。


募集概要
【テーマ】
「HAPPY × DESIGN」
【審査員】
川島蓉子、佐藤可士和、鈴木康広、田川欣哉、黒田章裕

結果発表
応募作品数:1,217点
入賞作品数:8点
グランプリ:「ガリボール」玄 多仁(ヒョン ダイン)
関連情報:「コクヨデザインアワード2013」グランプリ受賞者インタビュー | JDN レポート

2012年

“Campus”を題材に、「ノートを超えろ!」というテーマでデザインを募集。Campusブランドの可能性を広げる、多くのアイデアが寄せられた。グランプリ「なまえのないえのぐ」は商品化された。


募集概要
【テーマ】
Campus 「ノートを超えろ!」
【審査員】
川島蓉子、グエナエル・ニコラ、佐藤可士和、田川欣哉、黒田章裕

結果発表
応募作品数:1,170点
グランプリ:「なまえのないえのぐ」いま、もてき(今井祐介、茂木彩海)

2011年

“Campus=「学び」のデザイン”をテーマに、使い手の感性に響く「学び」のデザインを募集。 Campusブランドの可能性を広げる、多くのアイデアが寄せられた。グランプリ「roll table」は商品化され限定販売された(完売)。


募集概要
【テーマ】
Campus = 「学び」 のデザイン
【審査員】
川島蓉子、グエナエル・ニコラ、佐藤可士和、田川欣哉、黒田章裕

結果発表
応募作品総数:1596 点(国内1343点、海外253点)
受賞作品数:6点
グランプリ:「rool table」神戸意匠操練所(山内 真一、二宮 慧、天野 文彰)

2009年

家族や友人が安心して使えるステーショナリー、ともに働く仲間たちの活力を支えてくれる家具など、未来の生活のよりどころとなる作品を幅広く募集した。


募集概要
【テーマ】
「よりどころ」
【審査員】
山中俊治、柴田文江、水野 学、黒田章裕

結果発表
応募作品数:1517点
入賞作品数:10点
グランプリ:「roots」浅沼 尚

2008年

紙や布、さまざまなプラスティック製品、木材、あるいはガスやガソリンなど炭素を含むすべてのものを対象とし、柔軟で許容範囲の広いアイデアを募集。


募集概要
【テーマ】
「炭素」
【審査員】
山中俊治、佐藤オオキ、柴田文江、水野 学、黒田章裕

結果発表
応募作品数:1,240点
入賞作品数:9点
グランプリ:該当なし

2007年

いろいろな人が使える、時を選ばない、これひとつで足りるなど、アイデア勝負のステーショナリーやファニチャー、そのほかの生活用品を対象に募集。グランプリ「紙キレ」、優秀賞「ビートルティップ」は商品化された。


募集概要
【テーマ】
「融通のきくもの」
【審査員】
山中俊治、佐藤オオキ、柴田文江、水野 学、黒田章裕

結果発表
応募作品数:1,723点
入賞作品数:11点
グランプリ:「紙キレ」三人一組(相原 和弘、齋藤 美帆、吉田 智哉)

2006年

「そのまま」という意味や「なにも伴わない」という意味、さらには「もととなるもの」や「飾り気がないもの」などと多くの意味を持つ「素」をテーマに、モノづくりの原点に立ち返る新たなアイデアを募集した。


募集概要
【テーマ】
「素」
【審査員】
佐藤 卓、石橋勝利、山中俊治、吉岡徳仁、黒田章裕

結果発表
応募作品数:1,441点
入賞作品数:10点
グランプリ:「Slice 」大鋸 幸絵

2005年

「小さな入口でも奥行きのあるもの」、「簡単でも奥が複雑な構造になっているもの」、「奥深くさまざまな使い方ができるもの」など、表層ばかりではない新しいデザインを募集した。


募集概要
【テーマ】
「奥行き」
【審査員】
佐藤 卓、石橋勝利、山中俊治、吉岡徳仁、黒田章裕

結果発表
応募作品数:1,532点
入賞作品数:10点
グランプリ:「the weight of time」Li Zijian

2004年

使うことによって嬉しいという思いや喜びが生まれ、新しい発見や感動を与えてくれるデザインを募集した。


募集概要
【テーマ】
「しごとが楽しくなるデザイン」
【審査員】
黒川雅之、安積 伸&安積朋子、小泉 誠、佐藤 卓、吉岡徳仁、黒田章裕

結果発表
応募作品数:815点
入賞作品数:10点
グランプリ:「Tape Stoker」栗本隆介

2003年

やさしく、使いやすく、気持ちがいい。そんな、ステーショナリーとPCサプライのための斬新なアイデアを募集した。


募集概要
【テーマ】
「ユニバーサルデザイン」
【審査員】
黒川雅之、中川 聰、蓮見 孝、山田節子、黒田章裕

結果発表
応募作品数:320点
入賞作品数:8点
グランプリ:「boxer cap」出戸克佳

2002年

使う人にしかわからない潜在的な不満を解決する、画期的なアイデアが寄せられた。グランプリ「Simply Pat (ステープラー)」、優秀賞「パラクルノ」、佳作「カドケシ」は商品化された。


募集概要
【テーマ】
「ユニバーサルデザイン」
【審査員】
青木克憲、クライン ダイサム アーキテクツ、中川 聰、パトリシア・ムーア、モーリー・ストーリー、黒田章裕

結果発表
応募作品数:311点
入賞作品数:10点
グランプリ:「Simply Pat (ステープラー)」 水野啓之

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