KOKUYO DESIGN AWARD 2006

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テーマ … 「素」

応募作品数:1441点
入賞作品数:10点
主催:コクヨ株式会社

グランプリ

Slice

作品名 : Slice
作者名 : 大鋸幸絵

鮮度がわかる付箋。
自然の造形に勝るものはないと思い、デザインしました。

優秀賞

Leafusen

作品名 : Leafusen
作者名 : design office A4(デザインオフィスエーヨン)

葉は季節とともに色を変えてゆき、情報は時と共に古くなってゆく。
葉の色合いで情報が階層化される。情報が紅葉する付箋「Leafusen」。

Pin-bone

作品名 : Pin-bone
作者名 : 西川 圭 + 宮崎 毅

ピンボンは、ピンとマグネットの利点を生かした新しいタイプのプッシュピンです。針を収納するキャップがマグネットになっていて、ピンの背中につける事が出来ます。ピンナップするものは、マグネットで止めるので穴があいてしまう事はありません。使い易い形を目指した結果、骨のような形状になったのでピンボン[Pin-Bone]と名付けました。

クラストテープ

作品名 : クラストテープ
作者名 : stripe

クラフトテープで段ボール等の梱包をする際に長く引き伸ばして真っ直ぐに貼り付けますが、果たして現在あるクラフトテープは、その使う際の特徴が活かされた使いやすい形なのでしょうか。そこで、私たちは使う際の特徴を活かし、形にすることが今回のテーマである「素」ではないかと考え、長く引き伸ばしたテープがピンッと自立し真っ直ぐに貼り付けやすい”クラストテープ”を提案します。

TAS (紙コップ+スクラッチシール)

作品名 : TAS (紙コップ+スクラッチシール)
作者名 : 谷口恵理佳

お花見の時など、大勢の人が同時に紙コップを使う時、「これ誰の?」「あたしのコップどれ?」ってことがよくありませんか?
そんな時この紙コップにスクラッチシールが貼ってあって、自分のマークを刻めれば、どれが誰のコップか一目瞭然だな!と発想してつくりました。

佐藤賞

PENCILS FOR GAMBLING

作品名 : PENCILS FOR GAMBLING
作者名 : DEM Industrial Design Team

‘Pencils for Gambling’はサイコロと鉛筆を組み合わせたものです。
誰にでも馴染みのあるこの2つの物体を見ていて、双方とも6つの側面から構成されている事に気づいたとき、今回の作品のアイデアが浮かびました。最終的なデザインとしては鉛筆の上部に単にサイコロの目となる点を描き入れただけのものです。さりげなく遊び心をしのばせたデザインなので、誰にも気づかれずに一人ゲームを楽しめる優れものです。
このプロジェクトを進めるにあたり、古来中国で使用されていたと言う、竹の棒で出来たサイコロを見つけました。よって今回の作品はモダン、そして手ごろな製品でありながら、その形にアジアの歴史を取り入れたデザインとなりました。

石橋賞

Board

作品名 : Board
作者名 : 日比将市

横長の黒板に長い英文や数式を板書するのは簡単です。でも、ノートにその英文や数式を収めるには、いまひとつノートの横幅が足りません。中途半端なところで改行しなければならないこともあり、不便だなと思っていました。”Board”は黒板と同じ形の横長のノートです。先生が板書するように、黒板の内容をそのまま自分のノートに書き写すことができます。

山中賞

zebra ruler

作品名 : zebra ruler
作者名 : 甲田克明

定規で長さを測るとき、頭の中では大きい単位から、小さい単位へと移ります。例えば、12cm8mmを測るとき、最初に12cmを探します。次に5mmを探し、8mmに到達します。この作業を素早く、ストレスなく行えるように、10cm毎にベースの色を変え、1cmの間では、5mm毎に色を分け、5mmを境に左右に短くなっていきます。表示分けをすることで、目的の長さまでミスなく、スムーズに誘導することができます。

吉岡賞

Blooming Period

作品名 : Blooming Period
作者名 : Debut

密度の高い繊維紙を折って花を作ります。その花をティーバックについている紙の持ち手部分と取り替えます。お湯を注ぎ、花の部分をカップ内に浮かべると湯気により花が柔らかくほぐれ、つぼみから花が咲くように次第に開花していくという仕掛けです。
この間、花の底の色が変化するため、5回目、7回目、9回目というように紅茶の抽出度合いが簡単に判断できます。
また同時に紅茶の出方が段階的に分かるのでお好みに合わせて濃度を選ぶ事もできます。紅茶を飲んだ後はティーバッグ部分を花に重ねて捨ててください。
花の咲く段階で紅茶の飲みごろが手軽に、また素早く判断できるとともに、ティーバッグにさりげなくついたおしゃれな花のアクセントでティータイムが一層楽しくなります。
花の開花の過程を観察しながらお好みの濃度を選択できるという画期的な紅茶の楽しみ方です。

コクヨ賞

Sharpener pot

作品名 : Sharpener pot
作者名 : Kosin Voravattayagon

この電動鉛筆削り器はトップのローラー式ナイフ(削り部分)が簡単に外れるので、使い手の好みによって様々な形を本体部分としてお選びいただける、便利なシャープナーです。