結果発表
2022/03/18 10:00

KOKUYO DESIGN AWARD 2022

応募作品数:1031点
受賞作品数:4点
主催:コクヨ株式会社

グランプリ

Flow of Thoughts
Emilie & Joseph(Emilie-Marie Gioanni、Joseph Chataigner)
Flow of Thoughtsグランプリ「Flow of Thoughts Emilie & Joseph」Emilie-Marie Gioanni、Joseph Chataigner
作品コメント
「Flow of Thoughts」は思考を整理するための日記であり、マキシマリストな世界のためのミニマリストな手帳です。日々、必要ない言葉は落書きとして吐き出し、重要なものを書き留めます。
頭の中でざわめく声を鎮め、意味のある記憶を形づくりながら心の負担を減らすこと。考えを厳選することで思考のミニマリストになることが大切です。
「Flow of Thoughts」は自分磨きのツールです。
思考を大切にし、文を綴りましょう。

優秀賞

トキヲクム
mrk(武市美穂、上田和実、小林 諒)
トキヲクム
作品コメント
色々な形と香りのお香ブロックを組み合わせ、これから過ごす1時間をデザインするお香時計です。慌ただしく過ぎゆく日常の中で自分のリズムを取り戻してほしいという思いから生まれました。移ろいゆく香りは、嗅覚を通して時間経過を優しく感じさせ、同時に気分をも変えていきます。絵や文章をかく時間、読書の時間、マインドフルネスやヨガ、アウトドアでのひと時など、自分らしい時間を過ごす時に使って欲しいと思います。
描画で広がる質感の世界
21B STUDIO(時岡翔太郎、コエダ小林、有村大治郎)
描画で広がる質感の世界
作品コメント
さまざまな質感を描くことができる画材セットの提案。性質が異なる同色の画材で描画することで、素材感やマチエールといった、普段は意識していなかった「質感の世界」を広げてくれるプロダクトです。
色使いが得意な画家がいるように、質感を使うことが得意な画家が出てくるかもしれない。色に違いがあるように、質感の違いを遊ぶ子供がいるかもしれない。モノを色で選ぶように、質感により注目して選ぶようになるかもしれない。
多色な画材で絵を描くことが当たり前ですが、このプロダクトをきっかけに、多質な画材で絵を描くことも当たり前になる未来が訪れたら幸いです。
果実の楽器
21B STUDIO(時岡翔太郎、コエダ小林、有村大治郎)
果実の楽器
作品コメント
種や房といった、果実の構造を模したシェイカー。振ったり転がしたりすることで、果実ごとに個性ある音を奏でます。
形から音を、音から中身を想像する体験によって、「目で聴く」「耳で視る」といった知覚の相互作用を促し、五感の学びほぐしを行うプロダクトです。
楽器で五感を楽しむ体験が、想像することの豊かさに繋がるよう期待します。
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