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募集要項
第4回 E QUALITY OF BEAUTY CONTEST 2021
一般社団法人金属アレルギー協会
2021/05/14 10:00
2019/11/15 10:00
第2回 E QUALITY OF BEAUTY CONTEST 2019
応募作品数：74点
受賞作品数：9点
主催：一般社団法人金属アレルギー協会
※ここでは、グランプリ・準グランプリをご紹介します
受賞作品数：9点
主催：一般社団法人金属アレルギー協会
※ここでは、グランプリ・準グランプリをご紹介します
一般部門
グランプリ
ペーパークイリングアクセサリー
山内史子（かみのまじょ）
- 作品コメント
- 細い紙をくるくる巻いて作る手芸「ペーパークイリング」をアレンジしたハンドメイドアクセサリー。独自の紙をフレーム状に加工して、ビーズやスワロフスキークリスタルを埋め込む技法により、紙の温かい風合と自由な形の組み合わせができる。ボリュームがあるモチーフもつけ心地を軽くできるため、アクセサリーを着けているときに感じる負担を軽減できます。アクリル樹脂を塗布して、防水加工している。生活防水程度のダメージに対応しています。
- 審査コメント
- ペーパークイリング技術を使い、金属を使わないアクセサリーとして活用していることは評価できます。小さなピースを組み合わせることは、色合い、形状、質感などを自由に作ることができ、イミテーションパールや天然石、あるいは生花との組み合わせなども可能と思われます。
アクリル樹脂で防水加工に配慮していることも評価できます。
今後、金属アレルギーの方が望む、金属に近いアクセサリー感を工夫されることを期待します。（内田悦嗣）
とても美しい作品ですね！ これを製作して販売するとなると手間がどれほどなのかがわかりませんがハンドメイドを楽しむ、という点においては良いと思いました。（鈴木知代）
準グランプリ
セレブカジュアルなチョーカーネックレス
木下龍珠（RONG JULEE）
- 作品コメント（一部抜粋）
- 「自信と運気を手繰り寄せる」
首元が暗く、表情も暗いと人も運気も寄ってこないと私は考えます。デジタル社会の中、目の疲れやストレスにより眉間にシワが寄り、さらにスマートフォンの使用により下向いてばかりで、シワが多い女性は実年齢より老けて見え本来の魅力が半減します。また多くの方に金属アレルギー持ちの方が多く、自分もそのうちの一人です。金属の代わりに糸を使い、スワロフスキーをつけることで輝きを増幅させれば、表情が明るくなると思いました。ボタン部分は運気を高めてくれる珠を持った登り龍をイメージしてデザインし、チャームとしても常に身に着けれるように考案しました。糸が手繰り寄せる効果で、一人でも多くの女性に本来の魅力と運気を手にしていただき、自信をもってほしいという願いが込められています。
…
- 審査コメント
- 金属アレルギーを充分に考慮したコンセプトで表現されている製品である。シルク糸、ラメ糸を使っているので当然であるが、少し地味であるので、太目の金糸を用いたらどうだろうか。カラーガラスを積極的に使うなど。使用中に糸が解れていくことや、劣化の防止ができれば面白い製品になると考えられる。（朝倉健太郎）
ラメ糸シルク糸の美しい素材を使って編んだネックレス。留め金具部をパール（模造）を使うなど、金属レスにこだわり金属アレルギー対応を十分考えた作品と思います。日本伝統の組紐的な要素や、色の組み合わせ、スワロなど使わないで、シルク糸のみで高級感のある形に展開するとさらに良いと思います。（黒沢秀二）
学生部門
グランプリ
和紙アクセサリー「紫陽花」
鶴飼 涼（山脇美術専門学校 ジュエリーデザイン科）
- 作品コメント（一部抜粋）
- 日本で古くから親しまれてきた和紙を用いて、日常使いができて金属アレルギーが起こらず、かつ身に着けたときに体が傷つかないアクセサリーを提案します。
日本の伝統的な和紙を使用するため、和のテイストで今の季節にぴったりな紫陽花をモチーフにしたアクセサリーをデザインしました。
現在日本では、10人に一人が発症していると言われる金属アレルギーですが、言葉自体はよく聞くわりに、なかなか金属アレルギーについて深く考えている人は少ないように感じます。私もその一人でした。しかし、周りに金属アレルギーを持つ人が増えたこと、私自身もジュエリーなどの貴金属に触れる機会が増えたことで、金属アレルギーを重く受け止めるようになりました。
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- 審査コメント
- 素材置換え方のアプローチですが、素材の一部に天然石を取り込んでいるため、ジュエリーとして求められる価値を残そうとする姿勢が良いと思いました。現状ではデザイン画のみでのエントリーですが、実際に作成すると、いろいろな問題も出そうな気がします。そこを乗り越えて、ある程度の品質のものを完成させれば、市場性を得られる可能性があると感じました。（林 康明）
準グランプリ
優しい指輪
根岸留美香（山脇美術専門学校 ジュエリーデザイン科）
- 作品コンセプト（一部抜粋）
- 金属アレルギーの方は指輪を身に着けるとき、湿疹や肌荒れなどの肌トラブルを気にすると思います。金属アレルギーの方もそうでない方も身に着けられ、毎日でも身に着けたくなる着け心地のいい指輪を作りたいと思いました。
肌トラブルは金属アレルギーでない方も気にする問題なので、布やガラスを使用することで、肌が荒れる心配もなく、誰でも気軽に身に着けられるものになっています。
ガラスの間に様々な種類の布やレースを挟むことで、見た目もとても可愛いものになっています。春ならピンク色や花のデザイン、冬ならレースや毛糸など、季節感も表現できます。自分の好みに合ったものを選び、身に着けられるようにしました。
様々な色を使用できるのでお洋服の色に合わせて身に着けたり、コーディネートの差し色としても活躍してくれると思います。また、使用するガラスには強化ガラスを使用することで強度も上がります。
…
- 審査コメント
- 二つ重ねる、というアイデアはとてもいいなと思いました。これはユーザーがカスタマイズできるものなのでしょうか？ そのあたりが疑問です。ユーザーが作る場合は挟み込むのが難しそうですね。（鈴木）