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2017/10/24 16:00

【結果速報】第17回 学生限定・立体アートコンペ AAC 2017

最優秀賞「Waterfall」金俊来(きむ じゅんれ)京都市立芸術大学大学院 漆工専攻最優秀賞「Waterfall」金俊来(きむ じゅんれ)京都市立芸術大学大学院 漆工専攻

10月23日(月)、東京都渋谷区のAXAS代々木八幡アジールコートにて「第17回 学生限定・立体アートコンペ AAC 2017」の最終審査会が行われ、最優秀賞に漆と螺鈿で制作された作品「Waterfall」が選ばれた。作者は京都市立芸術大学大学院(漆工専攻)の金俊来さん。

AAC(ART MEETS ARCHITECTURE COMPETITION)は2001年に始まった立体アートのコンペティション。今年で17回を数える定番コンテストだ。不動産業のアーバネットコーポレーションが主催している。

立体アートのコンペとしては珍しく、応募対象は学生のみ。同社が開発したマンションのエントランスに設置することを前提とした作品が募集される。最優秀賞は賞金100万円が授与されるとともに、作品がマンションエントランスに常設展示される。

今年の応募総数は前回を大きく上回る117点。7月に書類審査が行われ、8点の入選と3点の入賞が選ばれた。入賞者は制作費20万円を支給されて作品を実制作し、指定マンションに作品を展示して緊張の最終審査に挑んだ。

写真左:優秀賞「Heterogen」 後藤 宙(ごとう かなた) 東京藝術大学大学院 美術研究科 先端芸術表現専攻 写真右:優秀賞 「Starting from white」 土井 彩香(どい あやか) 東京藝術大学大学院 美術研究科 彫刻専攻

写真左:優秀賞「Heterogen」後藤宙(ごとう かなた)東京藝術大学大学院 美術研究科先端芸術表現専攻
写真右:優秀賞「Starting from white」土井彩香(どい あやか)東京藝術大学大学院 美術研究科彫刻専攻

表彰式では一転して晴れやかな表情の受賞者たちが集まった。「登竜門」では後日、結果発表ページにて受賞作品を紹介するとともに、最終審査の模様を特集する予定。お楽しみに!

第17回 学生限定・立体アートコンペ AAC 2017 表彰式の様子

第17回 学生限定・立体アートコンペ AAC 2017 表彰式の様子。
前列3名が入賞者(中央が最優秀賞の金俊来さん)、後列が8名の入選者

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