結果発表
2021/02/22 10:00

日学・黒板アート甲子園 2020《学生限定》

応募作品数:135点
受賞作品数:29点(黒板部門 メイン大会:21点/黒板部門 ジュニアの部:3点/白板部門:3点/動画部門:2点)
主催:日学株式会社
※ここでは、各部門の最優秀賞をご紹介します
黒板部門(メイン大会)

最優秀賞

懐かしい未来
好文学園女子高等学校 好文学園黒板アートAチーム(11人)
懐かしい未来
作品コメント
ボッティチェリの「春」という作品をオマージュし、いつもの春の楽しく気持ちも踊るような日常を描きました。コロナ禍の影響で普段当たり前のようにできていたことができなくなってしまったことや、自分たちの失われた日常への気持ちを黒板に込め、楽しげな雰囲気を表現しました。
審査コメント
ボッティチェリの「春」をオマージュした作品で、高校生の楽しそうな様子がリアルに描かれ、これから新しい生活が始まっていくようなイメージを与えてくれる作品です。今年の春は新型コロナウイルスの影響で、こういう楽しい雰囲気はありませんでしたが、見る人を非常に前向きな気持ちにさせてくれるパワーがある作品だと思います。細かいところまでこだわりを持って描き込まれているのも魅力的で、全審査員とも最優秀賞に異論がありませんでした。
黒板部門(ジュニアの部)

最優秀賞

セカイ創造
川崎市立金程中学校 美術部(3人)
セカイ創造
作品コメント
「黒板の裏がどうなっているのか…」を考えて描きました。
普通の黒板は普段の姿、倒れた黒板の裏は自分たちの想像の世界、つまり、マイワールドを表しています。タイトルも含め、色の鮮やかさや描いたものの印象で非現実的感のある世界にしました。
タイトル「セカイ創造」の世界、がカタカナなのは、現実空間である「世界」と区別をつけるためです。この作品を通して、自身のオリジナリティーを表現する楽しさを感じてほしいです。
審査コメント
黒板の裏側・向こう側のパラレルワールドを中学生らしい視点で、写実的ではなくマンガチックな画風で「デザイン」されている点が大変好印象でした。それぞれのパーツは、細かい部分までストーリーが組み立てられているようで、長く眺めていても飽きが来ない作品です。きっと描いた生徒さんたちは、授業中も黒板を眺めながら、こういう想像をあれこれ巡らせているのかな、と鑑賞する側が楽しい気分になりました。
白板部門

最優秀賞

東京の夜景
東京都立六郷工科高等学校 夢の別れ(2人)
東京の夜景
作品コメント
東京オリンピックに向けて、世界中の人々に東京の街の美しさを伝えたいと思ったからです。
色は7色(黒、赤、青、黄、緑、オレンジ、ピンク)を使用しました。お互いの色が重ならないように描くのと、明暗をはっきりさせることが大変難しかったです。
特に月と空のリアルな表現を生み出すために、実際の写真を何度も見直して描く工夫をいたしました。
審査コメント
とても白板に描かれたものとは思えない作品で驚きました。精巧に、緻密に東京の風景が描かれています。五輪への想いも含め、色鮮やかに、明るく前向きに表現してくれたのかなという点も評価したいなと思いました。限られた色のマーカーを使い、点描で深い色を作り出している点がとても優れています。
動画部門

最優秀賞

該当なし
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