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2018/03/19 13:00

【結果速報】第21回文化庁メディア芸術祭の受賞作品発表 「この世界の片隅に」などが大賞

文化庁メディア芸術祭 受賞展ポスター受賞展ポスター

3月16日、東京・六本木の新国立美術館で「第21回文化庁メディア芸術祭」の受賞作品が発表された。

同芸術祭は、アート/エンターテインメント/アニメーション/マンガの4部門で優秀作品を顕彰し、受賞展を行うメディア芸術の総合フェスティバル。今回は2017年8月1日から10月5日までの作品募集期間が設けられ、過去最大となる98の国と地域から4192作品が集まった。

今回、アニメーション部門で「この世界の片隅に」「夜明け告げるルーのうた」の2作品が同時に大賞を受賞した。2作品が同時に大賞を受賞したのは第5回(2001)以来の16回ぶり。

各部門の大賞は以下の通り(カッコ内は作者・敬称略)。

アート部門

映像インスタレーション「Interstices / Opus I – Opus II」(Haythem ZAKARIA [チュニジア]) © Haythem Zakaria

エンターテインメント部門

ゲーム「人喰いの大鷲トリコ」(『人喰いの大鷲トリコ』開発チーム/代表 上田文人) © 2016 Sony Interactive Entertainment Inc.

アニメーション部門

「この世界の片隅に」(片渕須直) © Fumiyo Kouno/Futabasha/Konosekai no katasumini Project

「夜明け告げるルーのうた」(湯浅政明) © 2017 Lu Film partners

マンガ部門

「ねぇ、ママ」(池辺葵) © Aoi Ikebe(AKITASHOTEN)2017

また、長年メディア芸術分野に貢献した方を称える「功労賞」は、日本のプラモデルの発展に貢献した実業家の田宮俊作さん、マンガ研究者で同志社大学教授の竹内オサムさんが受賞した。

贈呈式と受賞作品展は、2018年6月に国立新美術館を中心に開催される。

受賞展概要

会期:2018年6月13日(水)~6月24日(日)
会場:国立新美術館ほか
入場料:無料

公式ホームページ
http://festival.j-mediaarts.jp/

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