結果発表
2022/03/10 10:00

第7回 痴漢抑止バッジデザインコンテスト《学生限定》

応募作品数:1091点
入賞作品:12点(受賞5点を含む)
主催:一般社団法人痴漢抑止活動センター

最優秀賞

その犯罪に一本背負い
ニシムラ(大阪情報ITクリエイター専門学校)
その犯罪に一本背負い
作品コンセプト
今話題のピクトグラムで痴漢に対して思わず一本背負いしたくなる思いを表現しました。実際は一本背負いはしないかもしれませんが、泣き寝入りもしないと言った抵抗するメッセージを込めました。色合いは落ち着いた配色でまとめ、誰でも付けやすいように意識しました。
痴漢抑止活動へのメッセージ
痴漢は絶対に許してはいけない行為です。その行為一つで被害者は心に一生深い傷を負ってしまうことを加害者には十分理解してほしいです。そして社会はその行為を絶対に許しません。罪を犯す前にこの缶バッジを見てしっかり考えていただきたいです。この活動が社会全体に広まり、少しでも痴漢被害が減っていくことを心から願っています。

優秀賞

絶対許さなワニ
渡邉莉名(日本デザイナー芸術学院)
絶対許さなワニ
作品コンセプト
学生も普段使いしやすいようにゆるいタッチのイラストとポップな色味を使い製作しました。ワニの噛む力は地球上の生物の中でも最強だと言われています。そして、今回そんなワニをモチーフとしたキャラクターを使用することで、「卑劣な痴漢行為を絶対に許さない」という力強い意思を表しています。
痴漢抑止活動へのメッセージ
痴漢は被害者の心に一生の傷を植え付ける犯罪行為です。私がデザインしたこの缶バッジを目にした一人一人が「社会を変えていこう」という意識を持ち、積極的に行動していけたら良いなと思います。
痴漢を取り締まエナガさん
すずき(北海道芸術デザイン専門学校)
痴漢を取り締まエナガさん
作品コンセプト
パトカーのような鳥のシマエナガをデザインしました。身に着けやすさとメッセージ性を両立させられるよう、一見可愛らしい鳥ですが、パトカーのような全体の配色や、怒った表情のデザインから警察や逮捕を連想し、痴漢は犯罪であること強く意識できるものにしました。
痴漢抑止活動へのメッセージ
痴漢は犯罪であることが広く認識され、すべての人が痴漢に怯えることなく、安心して自分らしく生活できる社会にしたいです。少しでも痴漢防止の力になれることを願って、今回缶バッジの制作をしました。また、今後も積極的に痴漢防止活動に参加し、被害を無くしていきたいです。

特別審査員賞(審査委員長 神崎 遥賞)

相手が誰でも痴漢はダメ
ヒロ(新潟コンピュータ専門学校)
相手が誰でも痴漢はダメ
作品コンセプト
「被害者・加害者の性別が何であれ痴漢はしてはいけない」というコンセプトです。 女性だけでなく男性にも多くの被害があることを知り、男性にも被害があること・女性以外の人も声をあげやすくできるようにと考えながら制作しました。バッヂを見た人に「見られている」と思わせるため目を大きく表示したいと思い、男女二人の学生を並べずに一人の学生を半分に割るようにして表現しました。
痴漢抑止活動へのメッセージ
たくさんの人々に向けて日々活動してくださりありがとうございます。制作するにあたって痴漢について調べたのですが、被害は知られていないだけで自身を含め誰にでも起こる可能性があると知りました。被害は自分の周りでは起こらないと思わず、周りの被害に気づいて行動したいと思いました。

審査員特別賞(痴漢抑止バッジ考案者 たか子賞)

“ぴえん”では済まされない
nakamura(クリエイターズアカデミー目黒校)
“ぴえん”では済まされない
作品コンセプト
自身がバッジを着ける想像をした際に、直接的過ぎるデザインには抵抗があると感じました。着用してもらえなければ意味がないため、痴漢抑止のメッセージはわかりやすく表現しつつ、多くの方が身近に感じる“絵文字”を連想させるポップなデザインにすることで、気軽に日常的に着けやすくなればと思いこのデザインにしました。
痴漢抑止活動へのメッセージ
今回のバッジデザインをきっかけに、改めて痴漢被害の現状等について学びました。卑劣な痴漢犯罪に怒りを覚えたのと同時に、自身の無知を恥ずかしく思いました。このバッジが少しでも抑止力になればと切に願います。

入賞作品

見ている
リョウ(北海道芸術デザイン専門学校)
見ている
写楽式防犯
なながつ(京都芸術高等学校)
写楽式防犯
見てるぞ。
ミカチキ(北海道芸術デザイン専門学校)
見てるぞ。
かわいい見た目にご用心
アキヒコ(クリエイターズアカデミー目黒校)
かわいい見た目にご用心
×
村山心優(HAL名古屋)
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容赦しないよ
はとこ(北海道芸術デザイン専門学校)
容赦しないよ
見逃さない
ねぎ(九州産業大学)
見逃さない
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