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2019/12/27 10:00

KNBラジオCMコンテスト2019

文芸・コピー・論文

受賞作品数：19点
主催：北日本放送株式会社
※ここでは、最優秀賞・優秀賞をご紹介します

最優秀賞

街中天然温泉花の湯館

嶌田紀章

作品: SE：電話。
女A：もしもし、ミキ、今どこ？
女B：えー、私は今日も、花の湯館に来ています。
美肌の湯と称され、体の芯からポカポカします！
女A：何その口調？リポーターか！
女B：いえ、リピーターです。
MI～
NA：リピーター続出！また来たくなる、街中天然温泉花の湯館。

特別審査員・澤本嘉光さんコメント: 「リポーターか！」、「リピーターです」という切り返しがとても上手で、「何度でも行きたくなる」という協賛社の課題に対してきちんと応えています。ただ面白いだけでなく、クライアントのためになっているものが広告なので、ラジオCMとして王道といえる作品を選びました。

優秀賞

小川温泉元湯ホテルおがわ

野村一世

作品: 男：わしはこの温泉の神様。
江戸時代から400年間、ずーっと見てきたが
いつの時代も
温泉に浸かった人の顔は、
みんな変わらず、いい顔をしとるわ。
女：神様…、
ここ女湯よ。
NA：人を癒して400年。小川温泉元湯ホテルおがわ

特別審査員・澤本嘉光さんコメント: とてもよくできていて面白い。前半は、この温泉宿を400年見てきたという神様が褒め続けていて、後半はしっかりオチをつけているが、ホンワカしているのでイヤな気持ちにはならない。褒めながら笑わせるというのは相当高い技術です。

山木仏具店

成田斐

作品: 女性A：これは、なんか山田って感じ。
女性B：分かる！これは、鈴木っぽい。
女性A：これは、伊集院って感じ!
女性B：ああ、あ、でも一条でも良くない？
女性A：わかる！
女性B：あ、これは、うちっぽい！
NA：さまざまなお仏壇取り揃えております。
お仏壇なら、山木仏具店。

特別審査員・澤本嘉光さんコメント: まず「単に現代風・今風というのではなく、仏壇の古いイメージを払拭したい」という課題がすごく面白い。CMコピーは、仏壇を見て人や家庭をイメージするというシチュエーションが新鮮で面白いし、この仏具店が様々な仏壇を取り揃えていることもきちんと伝わってきます。

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