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2019/03/29 14:30

【イベント】東京ミッドタウンのパブリックアート恒久設置コンペ「The Best of the Best TMA Art Awards」グランプリ作品がお披露目 [PR]

披露された作品と、作者、審査員ら。お披露目された作品と、作者や審査員の方々。
左から審査員の八谷和彦さん・中山ダイスケさん・土屋公雄さん、
作者の石山和広さん、審査員の清水敏男さん・児島やよいさん、
東京ミッドタウンマネジメント社長の中村康浩さん

3月29日、東京ミッドタウンが開催したパブリックアート恒久設置コンペ「The Best of the Best TMA Art Awards」でグランプリを受賞した、石山和広さんの作品『絵画からはなれて[磊](らい)』がミッドタウン・タワーB1に設置され、披露された。

同コンペは、東京ミッドタウンが毎年開催しているコンペティション「TOKYO MIDTOWN AWARD」10回目の開催を記念し、アートコンペの過去受賞者51組を対象に行われた特別コンペ。東京ミッドタウンではこれまで「ハイブリッド・ガーデン」をテーマに19点のパブリック・アート作品が設置されており、同コンペで20点目となるパブリック・アートを募集した。

栄えあるグランプリに輝き、今回新設された作品について、作者の石山さんは次のように紹介している。

絵画からはなれて[磊] 作品画像

絵画からはなれて[磊](2019年/インクジェットプリント、アルミ)

本作品は、日本庭園の「石」を山によって表現したものです。「石」は日本庭園には欠かせないものですが、「石」とは山のメタファーであると作家は考えます。本作品は隅々まで精緻にフォーカスが当てられており、実際の山を肉眼で見ることとは異なる視覚体験を提供します。「写真」を超越した作品を経験していただけることを期待します。

320×320cmという迫力あるサイズの作品は、きっと行き交う人々が足を止めることだろう。また、デザイン情報サイト「JDN」では石山さんのインタビューを公開している。作品と合わせてご覧いただきたい。

見てくれる人がいることで、できた後にも作品は変化していく。「The Best of the Best TMA Art Awards」グランプリ受賞者・石山和広インタビュー(デザイン情報サイト[JDN])
https://www.japandesign.ne.jp/interview/tokyomidtown-kazuhiro-ishiyama/

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