昭和シェル石油株式会社は、現代美術を担う将来性のある若手作家（40歳以下）の発掘を目的としてシェル美術賞を実施。同賞は、美術界に大きな影響を与えたシェル美術賞（1956年～1981年）、および昭和シェル現代美術賞（1996年～2001年）の合計31回の実績を踏まえ、2003年より新たにシェル美術賞として再出発した、現代美術の公募展。

今年で創設60周年（開催回数：45回目）を迎える同賞は、2001年のグランプリ受賞者である曽谷朝絵氏を「60周年招待審査員」として迎え、特別賞を選考する。過去の受賞者が審査員として参加するのは、シェル美術賞史上初。本日7月1日より募集開始。

設立当初より完全な公募制で実施しており、現在では若手アーティストの登竜門として定番化している。

【概要】
申込期間：2016年7月1日～2016年9月2日必着
応募資格：日本在住、40歳以下の方（2016年3月31日時点、誕生日が1975年4月1日以降の方）
応募作品：平面作品でワイヤーによる吊り展示が可能なもの。立体や映像、共同制作による作品は不可
出品点数：1人3点まで
出品料：1点=7,000円、2点=11,000円、3点=14,000円
※振込手数料は出品者負担

審査員一覧（敬称略）：
本江邦夫（多摩美術大学教授）
能勢陽子（豊田市美術館学芸員）
島敦彦（愛知県美術館館長）※2010～2012年以来2度目
曽谷朝絵（アーティスト）※60周年招待審査員　2001年昭和シェル石油現代美術賞グランプリ受賞

【公式HP】
http://www.showa-shell.co.jp/enjoy/art/index.html

【シェル美術賞60周年記念特設ページ】
http://www.showa-shell.co.jp/enjoy/art/60th_anniversary/index.html