第6回 産業技術大学院大学デザインコンテスト《学生限定》

募 集 終 了

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  • 結果発表

「流れ」をテーマに行った、第6回産業技術大学院大学デザインコンテスト。お陰様で全国から多数のご応募をいただき、以下のとおり、受賞作を決定致しました。

また、第7回コンテストの応募を現在受付中です。
昨年チャレンジしていただいた方も、初めての方も、ぜひご応募ください。

>今年の募集要項はこちら

応募作品数:128点
入賞作品数:3点
主催:産業技術大学院大学

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最優秀賞

SMART LINE
「SMART LINE」

兪 俊傑(受賞時:九州大学大学院 研究生)
越野 透(受賞時:九州大学大学院 修士2年)

審査講評

本作品は立体錯視によって、歩行者には車が通過してくることの注意を、車へは減速を喚起する横断歩道のデザインです。単純ですが、デザインのもつ表現力を利用し、新しい人と車の流れに挑戦した意欲作。現在の制度では実現にはハードルがあるものの、実験的取組みや応用の可能性を評価し、最優秀賞としました。近年ヨーロッパ等での展開が始まっている、シェアード・スペース(人と車の共存をコンセプトにしたデザインの取組み)の概念にも通じる作品だといえます。

佳作

Sticlock
「Sticlock」

齊藤 大(受賞時:京都工芸繊維大学大学院 修士1年)

審査講評

本作品は、アナログ時計の周りに予定を書き込んで用います。家族や学校の仲間等、複数の人でわいわいと自由に予定を書き込むことができる本作品は、単なる予定表とは異なり、みんなの行動をグラフのように俯瞰できます。そのような、行動を時の流れで把握するというデザイン発想を評価しました。


せいくらべカメラ
「せいくらべカメラ」

松隈 祐紀(受賞時:九州大学大学院 修士2年)

審査講評

本作品は、定点撮影によって成長を記録するカメラです。画像を重ねて表示することで、成長過程を可視化することができます。かつての、柱に刻み付けられた成長の痕跡は、この新しいカメラで画像に置き換えられ、時の流れとして記録されます。少しずつ成長する様子を撮りためた記録を10年分振り返るのは、きっと楽しいに違いありません。時間の流れをたくみにデザインした作品として評価しました。