PVC Design Award 2012

募 集 終 了

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  • 募集要項
  • 結果発表

応募作品数:242作品
受賞作品数:18作品
主催:東日本プラスチック製品加工協同組合、中日本プラスチック製品加工協同組合、西日本プラスチック製品加工協同組合、日本ビニール商業連合会、日本ビニル工業会、塩ビ工業・環境協会

大賞

PUSHION

作品名 : PUSHION/クッション
会社名 : 株式会社 三洋
応募者 : 鈴木 伸也

息を吹き込むエア入りビニール製品は、大きければ大きいほど膨らませることに疲れてしまう。手間なく全体を膨らませることができたらどんなに楽なことだろうと思っていた。
PUSHIONはポンプが必要なほどの労力を要せず膨らませて、好みに応じて簡単に座面の空気量が調整できる、と同時に赤血球のような優しいえくぼが表れる。

優秀賞

染めを履く

作品名 : 染めを履く/履物
会社名 : SUNBOOT(サンブート)
応募者 : 森川 良一

従来の成型品では単色の製品しか出来ませんでしたが、PVCを染める事により新たな可能性が生まれました。
特殊な染料を筆で魂を込めて1点1点を手染めで作り上げています。成型から染色、仕上げまですべてを日本で行い国産にこだわりぬいた他には無い一品に仕上がりました。


エアーディンプルボール

作品名 : エアーディンプルボール/ボール
会社名 : 株式会社 三洋
応募者 : 山崎 正彦

従来のエアーボールは、「軽く・大きい」の空気の抵抗・風の影響・投げ方(回転等)に左右され、「距離がでない・コントロールしにくい」という問題があった。そこでゴルフボールの逆発想から、エアーボール表面に凸(凹で凸ができるも同じ)をつけた。そうすることで、従来と同じ様な軽さで老齢者や幼児・子供でもある程度自在にコントロールできるようになり、「健康維持・ファミリースポーツなど」の普及に繋がればと考えた。

特別賞

空気を洗う壁紙クラフトライン

作品名 : 空気を洗う壁紙クラフトライン/壁紙(塩化ビニール壁紙)
会社名 : ルノン株式会社
応募者 : 企画本部

和紙や絹織物等などの手工芸の持つ温もりある風合い。伝統的な工芸品からインスパイアされた心に響く日本の意匠。光の表情を豊かに感じさせる素材感。塩ビならではの表現力を活かし、日本の心を表すサーフェスデザインとして「空気を洗う壁紙 クラフトライン」は開発されました。悪臭原因物質を消臭し続ける半永久サイクル消臭機能を有し、良好な空気環境を実現。意匠と合わせて「癒し」の空間を具現化する画期的な機能性壁紙です。

ORi美

作品名 : ORi美/折り紙
会社名 : 東日本プラスチック製品加工協同組合
応募者 : 女子美術大学 春原 けい

日本古来から用いられる「折り紙」を近代的に表現した【Ori美】。特徴はPVCフィルムを格子状(グリッド)にする事で折り易く、また、立体的に作品を仕上げることが可能。折り紙と異なり、素材ならではの透明性・防水性・復元性があり何度でも使用が出来ます。【Ori美】を使用することにより誰にでも創作的に作品を上げる事が大きなポイントです。

Clear Rool(クリアロール)

作品名 : Clear Rool(クリアロール)/ティッシュペーパーカバー
会社名 : 株式会社 コボ
応募者 : 沖元 晶一

日本人のティッシュ使用量は年間約18箱ともいわれます。このような中、近年はリフィルタイプも発売され人気を得ているが、別売のケースは高額すぎる。そこで塩ビをティッシュに巻きつけるだけの簡単なケースを提案したい。塩ビの自己粘着性でティッシュをホールドし、残量が一目で分かり、美しい光沢が高級感を演出します。環境に優しい(PVC) 財布に優しい(安価)、美しいクリアロールがインテリアを豊かに演出します。

格子お財布ケースセット

作品名 : 格子お財布ケースセット/お財布
会社名 : 森松株式会社
応募者 : 大和田 夕美

プレースマット、和にも洋にも楽しめるプレースマットを利用して作りました。生地が端正な網目模様の格子になっています。私たち日本人が昔からなじみがある格子模様を小物に出来ないかと思い、作成しました。男性・女性、和服・洋服等、どんな場面にでも使いやすいと思います。
軟質塩ビの柔軟性を生かし、高周波とカシメ加工で普段使いできるケースを作りました。PVCをもっと身近に高級感を感じられる作品を作りたいと思っていました。加工してあるランチョンマットからですが、手を加えれば違う商品になりました。

エコロジーファッションバッグ

作品名 : エコロジーファッションバッグ/オレンジクリアバッグ
会社名 : 株式会社 ミヤハン
応募者 : 成田 治

工場や倉庫でアコーディオン式に畳めるカーテンとして使用している生地の余り布を利用してファッションエコバッグを作成。
元々生地の持っている耐久性と、段差模様や色彩を生かしたデザイン性、皮の取っ手という機能性を兼ね揃えました。余り生地はデッドストックとなり処分されますが、生地の特徴を生かしながら一度生まれた石油製品に最後まで携わることでエコに貢献出来ないだろうか?という素朴な発想から生まれた商品です。

ポリペラペン

作品名 : ポリペラペン/ボールペン
応募者 : 土居 裕彰、五十嵐 彩乃

一枚のシートから出来るペン。
ボールペンの芯を差し込んだペラペラのPVCシートをくるくると巻き、付属のピンでとめます。 巻いていくことで強度が生まれ、PVC同士の粘着性を活かし、自身の構造を支えることが出来ます。
PVCの表情の変化と、色の重なり、集光性により美しく光る螺旋を楽しめます。芯は市販のポールペン用のリフィルと取り替えることも出来ます。

ダブルほたるソフトバッグ

作品名 : ダブルほたるソフトバッグ/ソフトバッグ
会社名 : 森松株式会社
応募者 : 光田 昭男

生地をカラフルなピンク・オレンジ・グリーンを使用し、部材として畜光材料を加え、ダブルの光る素材を使用したバッグです。
目立つ色調ですので キャンプやピクニックなどの目印にもなり、容量も多いのでレジャー用やランドリー用に適しています。

入賞

窓貼りフィルムWガード

作品名 : 窓貼りフィルムWガード/遮熱用自己粘着性窓貼フイルム
会社名 : アキレス株式会社
応募者 : 石倉 憲秀

主に、マンションの空き部屋メンテナンス(お部屋の日焼け防止と殺風景さの軽減)の為に開発しました。一般家庭用の窓貼りフィルムとしても利用できます。 特徴としては(1)簡単に貼り剥がしが出来る自己粘着性フイルムです。(2)明るく視認性の有る白いフイルムで、施工後レースカーテンのような雰囲気です。(3)お部屋の日焼け防止、夏場の室温低下/施工後2~3℃涼しいが図れます。

CYCLE skin

作品名 : CYCLE skin/自転車カバー
応募者 : 梶本 博司

移動手段として見直され、生活必需品として復活した感のある自転車。エコロジーの優等生である。しかし、欠点として駐輪中は繊細複雑な形状から街の景観に少なからず悪影響を与えている。骨格のみで構成される自転車に皮膚を与え空間に違和感をなくすCYCLE SKINは雨から自転車を守るとともに街の景観も守ることを目的としている。

ピブロ

作品名 : ピブロ/建築素材(ブロック)
会社名 : baums
応募者 : 室伏 翼、山本 亮

子供から大人まで、家族みんなで楽しめる屋内用「けんちくしざい」。
組み合わせることで様々なモノにカタチを変える外構用ブロックを軟質塩化ビニルで再現。組み立ては接着剤不要で、パーツの合せのみ。軟らかい材質・組み立て自由な特色を生かし、子供の遊具や室内のパーテーション、介護やリハビリの現場での緩衝材としても活躍します。


イロミズ

作品名 : イロミズ/バスタブ保温カバー
応募者 : 吉田 真司(AUN2H4)

毎日使用するお風呂。PVCとの組み合わせにより、お風呂場空間にデザイン性を付加し、日常生活に彩りを加える提案である。PVCの特性を利用し、湯船の水面に蓮の葉のようにイロミズを浮かべる。瞬く間に鮮やかな色で湯船を染め上げお風呂場空間を非日常空間に変化させる。イロミズは浴槽内の熱の外部流出を防ぎ、保温効果を高める。 省エネ活動を日常生活の中に楽しく取り込む新しい試みである。

MONO

作品名 : MONO/バッグ
応募者 : 高尾 大地

一枚のPVCシートを折りたたみ、同資材の紐で留めたバッグ。
色合いや透明感の素材感に豊富で自由度の高い多くのバリエーションを持つ塩ビの特長を活かせる商品として発想した。
材料のシートは切り出しと穴あけのみで完成し、種類豊富な質感のものを安価に提供できる。また紐とバッグが単一素材であるため、リサイクルにかかるエネルギーも少ない。本アイデアは女性向けバッグであるが、今後様々な種類のものを展開したい。

光を感じる服

作品名 : 光を感じる服/衣装
応募者 : 曽我 大樹

今回の作品のコンセプトは作品名にもあるように光の感覚を衣装で表現する事です。様々な素材がある中で今回のテーマに一番適していると感じたのがPVCでした。今回はガラスの様に透明度の高いPVCを使用し、ホログラムフィルムと掛け合わせる事により幻想的に輝きながらも重厚感のある衣装が制作することが出来ました。

Donut Oshibori

作品名 : Donut Oshibori/おしぼり
応募者 : 中澤 亮惣

ケース部分が一体になった洗濯可能なおしぼりです。外出する時は、濡らしてクルクル巻いて、ドーナッツ状にすれば、コンパクトでかさばらないし、PVCの密着性によりきちんと水分が保持されます。使うときはクルクルむいて、布地の部分を露出させます。家に帰ったら洗濯機に入れて洗えます。ケースをPVCで布地と一体にする事で雑菌が繁殖したり匂いがついてしまう事なく、清潔に洗って何度も使えます。

たためるサンダル

作品名 : たためるサンダル/ビーチサンダル
応募者 : 加藤 修也

海岸の岩場や山歩きには適さないけれど、水に入る時には欲しくなるビーチサンダル。そんなビーチサンダルを、小さくたたんで気軽に持ち運ぶことができたらと思いデザインしました。特徴はPVCでできたハニカム構造のソールです。その特性から構造的強さと水や砂の排出、折り畳みが可能であり使用シーンのニーズに的確に応えた機能を備えています。