「テーマは富士山」デザインコンペ

募 集 終 了

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応募作品数:73点 入賞作品数:11点(最優秀賞:1 優秀賞:10)
結果発表:2014年2月23日(富士山の日)

【主催者より】
静岡県では、「テーマは富士山」デザインコンペを実施しました。
万葉の時代から、人々は富士山を畏怖の念で仰ぎ見、その美しさ、気高さに感動し、信仰の対象・芸術の源泉としてきました。自然の存在である富士山に精神性、宗教性、芸術性を見出してきた日本人の自然観・文化観が世界的に認められ、平成25年6月、富士山は世界文化遺産に登録されました。
本県では、毎年2月23日を「富士山の日」と定め、「富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくり」を県づくりの基本理念として掲げ、富士山を“ふじのくに”づくりの柱としています。
本コンペでは、新たな若手アーティストの発掘並びに若手アーティストに創作活動に場を提供することを目的にし、応募資格を30歳以下に限定しました。その結果、創造力あふれる73作品の応募があり、最優秀賞1点、優秀賞10点を決定しました。若者の豊かな感性で描かれた富士山デザインの数々をどうぞご覧ください。
これらの作品は、県事業の広報物等に活用していくと共に、一般の企業・団体等が制作するポスター等へも、活用していただきたいと考えています。使用を希望される場合は、静岡県文化・観光部 文化政策課まで問い合わせください。

文化・観光部文化学術局文化政策課
TEL:054-221-2252 FAX:054-221-2827
MAIL:arts@pref.shizuoka.lg.jp

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最優秀賞

富士と波と三光鳥
「富士と波と三光鳥」

稲葉美帆(専門学校生)

作品解説

作品制作にあたり、コンセプトとして“図と地”を意識しました。富士山頂の雪を静岡県の鳥である三光鳥に、さらにその富士山と三光鳥の尾羽の部分を波にみたてました。世界遺産の構成要素となった、三保の松原からの景色を意識しています。静岡デザイン専門学校でデザインを専門的に勉強し始めて、まもなく1 年がたとうとしています。私にとって、今回のようなデザインコンテストは、初の挑戦でした。その初めての挑戦でこのような大きな賞をいただき、とても嬉しく思っています。シンプルな作品ではありますが、おかげで自分の作品に自信を持つことができました。これを機会に、他のコンテストにも積極的に挑戦し、デザイナーとしての技術を更に磨いていきたいと思います。

優秀賞

富士山のこと知っていますか?
「富士山のこと知っていますか?」

小林大輝(大学院生)

作品解説

静岡県民にとって身近で当たり前だからこそ、あまり富士山の事を知らないのではないでしょうか。この作品は富士山に関する情報で構成されています。離れて見ると富士山が浮き出ますが、情報がぎっしりと詰まっています。富士山に関する知識を増やし、興味を持つきっかけとなることを期待しています。

優秀賞

Mt フジ
「Mt フジ」

渡井将太(専門学校生)

作品解説

富士山を世界に向けてアピールするにはどうするべきか考えたとき、グーグルマップがヒントになった。どこかへいこうと考えるときに、インターネットで見ることが多い。グーグルマップのピンを立てることで、どの国の人々にも富士山が身近な存在であることを表した。

優秀賞

FUJI
「FUJI」

海野有希(専門学校生)

作品解説

世界から見た富士山や他県から見た富士山など、富士山の多様性を、色を組み合わせたパターンで表現しました。色が多すぎるとバラバラとしてしまったので色を限定して表現しています。やわらかい色を基調とすることで、富士山のおおらかな所をイメージしました。

優秀賞

Blue Mt.Fuji
「Blue Mt.Fuji」

栗林沙希(専門学校生)

作品解説

青色を基調とし、雪をイメージした白との、きれいなグラデーションで作品をつくりました。富士山の形そのものを描くのはありきたりであると感じたので、富士山の一部分を切り抜いて表現しました。その結果、ダイナミックな富士山が表現できたと思います。

優秀賞

SHIZUOKA FUJI
「SHIZUOKA FUJI」

伊倉菜月(専門学校生)

作品解説

いろいろな世界、国の人たちにもっと静岡を見てもらいたい、静岡に興味をもってもらえるように、富士山の中に、静岡のいいところを、ギュッと詰め込んでみました。この作品を見て、みなさんが少しでも、静岡県に、富士山に興味をもってもらえたら嬉しいです。

優秀賞

夕陽富士
「夕陽富士」

丸山彩音(専門学校生)

作品解説

夕陽を浴びて輝く美しい富士山をイメージしています。質感と色を工夫し、楽しさのあふれる作品となるよう制作しました。紙粘土を使用して雪や雲、太陽などの形を表現しています。また、岩のごつごつした感じや、雪のやわらかさも紙粘土で表現しています。花を入れ、日本の自然の美しさを表現しています。

優秀賞

カラフルふじさん。
「カラフルふじさん。」

永倉愛美(専門学校生)

作品解説

春夏秋冬、朝昼夜、見る時々で雰囲気が変わる富士山を、青い紙と青の マスキングテープの下にカラフルなテープと水彩絵の具を取り入れて制作しました。日本の印として太陽を、世界からの注目を意識した英字と世界地図のマスキングテープによる雲を富士山にかぶせました。

優秀賞

作品名
「赤富士 青富士」

八木文香(専門学校生)

作品解説

左半分は早朝の朝日に染まって起こる赤富士、右半分は青い空、青い海につつまれた一般的な青の富士山を描きました。上部の丸は色に意味があり、赤は桜エビ、緑はお茶、オレンジはみかんを表しています。特産物がたくさんある、富士のまち静岡を表そうと思いました。

優秀賞

雪溶け
「雪溶け」

菊池 菫(専門学校生)

作品解説

富士山の青と白という「色」のイメージと、恵みをもたらす「雪解け水」をモチーフにした作品です。地中を抜け、川になり、海へといたる流れ。静岡県は駿河湾で採れる水産物も有名であると思い、富士山の水に静岡がひたっているような、水の泡で静岡県を表現しました。

優秀賞

FUJIの文
「FUJIの文」

藤井亜弥菜(大学生)

作品解説

特徴的な山裾を着物に見立てました。世界文化遺産である富士山と同じく、世界に誇れる文化である着物の模様により海外向けにもアピール。模様の松藤文は富士と藤をかけています。松は三保の松原に通じます。藤の模様は「繁栄」「長寿」を松の模様は「長寿」を意味し、富士山そして静岡が末永く栄える事を願う意味を込めました。

主催者挨拶