結果発表
2020/04/22 10:00

第17回 雷写真コンテスト

受賞作品数:5点(佳作・優秀作品を除く)
主催:音羽電機工業株式会社

グランプリ

天空の鳥居
青山 勇
天空の鳥居
受賞コメント
災害映画を観るたびに、自然の怖さと人間の弱さを感じます。自分のカメラで自然の威力を撮ってみたいと考え、10年前から雷を追うことになりました。自然現象と人の生活の関わりを写真で表現するため、都市と雷を撮影テーマにしました。今回、“天空の鳥居”はある9月の夜、400枚ほど連続撮影した写真の中の1枚です。遠い所にある雷が突如として目の前に現れ、驚嘆しました。グランプリ賞をいただき、ありがとうございます。大変光栄です。これからも、雷を追い続けます。

金賞

月夜に天の怒り
永島恵雄
月夜に天の怒り
受賞コメント
この度は栄えある賞をいただき、誠にありがとうございます。初めてのフォトコンテスト応募で入選できて、本当に驚いています。これを撮影したのは自宅からほど近い田んぼの合間にある農道です。この日、たまたま家の外に出てみると、満月で頭上には星が見えていましたが、東の空には雷雲がありました。こんなことは初めての体験でしたので、すぐにカメラを準備し、夢中でシャッターを切りました。雷雲に露出を合わせたので月は飛び気味で、星も確認しづらいですが、何とか雰囲気のある写真が撮れたと思います。これを機会に、今後も雷写真を撮り続けようと思います。

銅賞

地震前日の洞爺湖
吉田武雄
地震前日の洞爺湖
受賞コメント
今回のカミナリで、64年前10才の頃、母と一緒に行った田舎の夏の日を思い出し、思わずシャッターを押しました。その日は夕方からピカッ、ゴロゴロ、ドスンとカミナリが光り今まで見たこともない光景でとても怖かったです。今回仕事をリタイアして7年、初めてカミナリの写真を撮りその上コンテストに選ばれて大変うれしく思います。ありがとうございました。
天空の雷
橋本俊明
天空の雷
受賞コメント
この度は素晴らしい賞に選んでいただきありがとうございました。今回撮影した国師ヶ岳は鎌倉時代から室町時代にかけての高僧・夢窓国師(むそうこくし)の修行伝説からその名がつけられた、と言われる奥秩父最大を誇る2592mの高峰です。私は富士山に魅せられているアマチュアカメラマンですが、この日も夜明けの絶景富士を期待して、ナイトハイクをして山頂に付くと雲海に浮かぶ富士山が目の前に飛び込んできました。この日は、富士山周辺に雷注意報が出ていて、積乱雲は富士山の右側から発光しながら徐々に近づいてきました。富士山と一緒に雷が撮れればと思い、30秒のインターバル撮影でドキドキしながら待っていると富士山の山頂付近でこの雷を撮影できました、素晴らしい光景に出会えたことに感謝します。
雷と花火のコラボ
千田久夫
雷と花火のコラボ
受賞コメント
この度は、雷写真コンテストの銅賞に選んでいただきありがとうございます。この写真は花火大会を撮影に行った時、花火が打ち上がる数十分前、遠くから雷鳴がだんだん近づいて来て、雷を撮るのは初めての経験で始めは雷だけを撮る練習をし、花火との競演を何回も挑戦した中での1枚切りのショットです。その後は、花火大会も荒天と安全上で中止になり、私自身もずぶ濡れになりましたが、このような結果になり大変嬉しく思っています。
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