2019/09/06 10:00

【結果速報】グラフィック界の登竜門「1_WALL」、グランプリは田中義樹さんが受賞

グラフィック分野の登竜門となる公募展であり、今年で21回目を数える「第21回グラフィック『1_WALL』展」。9月3日に最終審査が行われ、田中義樹さんの作品「気分はサイトシーン」がグランプリを受賞した。

同コンペは、東京・銀座のコンペティションギャラリー「ガーディアン・ガーデン」を舞台に、グラフィックと写真の2部門それぞれで個展開催の権利をかけて開催されるもの。グランプリ受賞者には1年後の同ギャラリーでの個展開催権と、個展制作費30万円が贈られる。

今回グランプリを受賞した田中さんは1995年生まれ。2017年に武蔵野美術大学彫刻学科を卒業、現在は東京在住のアーティストだ。文章、ドローイング、立体を組み合わせてインスタレーションを展開している。ガーディアン・ガーディアン公式Twitterでは、喜びに湧く田中さんの姿を見ることができる。

【第21回グラフィック「1_WALL」展】グランプリは田中義樹さんに決定しました！おめでとうございます。田中義樹さんはガーディアン・ガーデンにて約1年後に個展を開催します。展覧会は9/28(土)まで開催しています。ぜひ、会場にて6名の若手作家の作品をご覧下さい。https://t.co/SY2AXWyQi8　#1_WALL pic.twitter.com/M7XijCd5ca

— ガーディアン・ガーデン (@guardiangarden) September 3, 2019

現在、受賞作品を含むグループ展がガーディアン・ガーディアンにて開催されている。このグループ展では、ポートフォリオ審査による一次審査と、一対一で審査員と対話をする二次審査を通過したファイナリスト6名が、一人一壁面を使って作品を発表する。また、ファイナリスト6名と審査員奨励賞を受賞した5名のポートフォリオも展示。

新たに羽ばたくアーティストたちの作品を見に、足を運んでみてはいかがだろうか。