2月15日、ASIA DESIGN PRIZE 2018 の受賞者が発表された。日本からも建築家の橋口新一郎さんなどが受賞。

ASIA DESIGN AWARD は、デザインでアジアにおける社会問題の解決を試みる、アジア初の公共に資する賞。韓国のデザインポータル「DESIGNSORI」の主催で2017年から開始し、今回で2回目。応募対象となるのは異常気象・格差社会・人種差別・食料危機など社会問題に取り組むデザインで、昨年10月に作品を募集し、35カ国から1,359件が集まった。

大賞（GRAND PIRZE）は韓国のデザイナーでネクセンタイヤに所属するチェ・スンイルさん／パク・ジョンスさん／ムンタスさんのグループで、空気清浄機能を備えた新しいコンセプトタイヤの提案。橋口さんの提案「Tea Ceremony Room – open weave」は、GOLD WINNERを受賞した。

全受賞作は公式ホームページのオンライン展示で見ることができる。

なおこのアワードにはユニークな副賞として、「DESIGNSORI」への受賞者インタビュー掲載があり、韓国マーケット進出へ向けたPRに格好の機会となっている。3月2日には、「TSUTSUMU card case」で受賞した佐藤宏尚さん（建築家）、3月12日には「House in Nakagawa」で受賞した森裕さん（建築家）のインタビューが掲載された。 今後も更新中。

DESIGNSORI（受賞者インタビュー更新中）
http://www.designsori.com/zero/

ASIA DESIGN PRIZE 2018 公式ホームページ
http://asiadesignprize.com/