「PFF（ぴあフィルムフェスティバル）アワード」は、1977年の第1回目から続く、長さもジャンルも一切の規制のない、「つくりたい映画をつくった」人のためのコンペティション。2次審査を通過した「PFFアワード2016」の入選作品が、2016年9月10日から9月23日まで東京国立近代美術館フィルムセンターにて全20作品上映される。9月23日には表彰式が行われ、グランプリなど各賞を発表。その後、京都、神戸、名古屋、福岡と全国各地で上映予定だ。

「PFFアワード2016」では、483本の作品が応募があった。審査は、PFFディレクターを中心に、映画監督、ライター、劇場スタッフ等からなるセレクション・メンバー16名で行われた。1次審査は、全応募作品を、1作品につき最低3人以上で鑑賞。その後、審査員全員が集まり、各々が鑑賞した中から作品を推薦し、議論の上、通過作品を決定した。続く2次審査では、1次審査通過作品を、審査員全員が観て、多数決ではなく全員での討論により2次審査通過作品（入選作品）を決定した。

グランプリ1作品、準グランプリ1作品、審査員特別賞3作品の5作品を決定する最終審査員は以下の5名。
遠藤日登思／映画プロデューサー
沖田修一／映画監督
荻上 直子／映画監督
佐渡島庸平／編集者
野田洋次郎／アーティスト・ミュージシャン

【上映概要】
東京（東京国立近代美術館フィルムセンター）：2016年9月10日～9月23日　※月曜休館
京都（京都シネマ）：2016年10月29日～11月4日
神戸（神戸アートビレッジセンター）：2016年11月3日～11月6日
名古屋（愛知芸術文化センター）：2016年11月11日～11月13日
福岡（福岡市総合図書館）：2017年4月開催予定
主催：PFFパートナーズ／ぴあ／ホリプロ／NIKKATSU／公益財団法人ユニリーバジャパン

http://pff.jp/38th/award/