結果発表
2023/04/20 10:00

第7回 星乃珈琲店絵画コンテスト

応募作品数:2338点
受賞作品数:14点(佳作を除く)
主催:株式会社ドトール・日レスホールディングス
※ここでは、上位11点をご紹介します

グランプリ

Lionheart
福濱美志保
Lionheart
作品コメント
手のひらに乗るような小さいモチーフを風景に見立て、大画面に引き延ばす油彩作品《Grandscape》シリーズを軸に制作しています。現実には存在し得ない色味や質感になっている一方で、山や湖など、ある特定の風景を模している部分もあります。夜中なのか、時間が止まったような静謐な空間と、揺らめきながらも確かにそこに存在する炎を描きました。

準グランプリ

潮満ちても
都筑祐里矢
潮満ちても
作品コメント
潮満ち足浸かりても、心はまだ満ちていない。時流れても話は尽きず、人想う愛、互いの絆はあり続ける。その一方で、長い時経ても平行線のまま交わらぬもの、失い取り戻せないものもある。温かさと冷たさ、幸せと切なさを複雑に感じる夕暮れ時。

優秀賞(土方先生)

サギコレクション2022-23
村田恵一
サギコレクション2022-23
作品コメント
サギコレの衝撃!
サギコレクション2022-23シーズンに初到来!
サギ界初のオートクチュール!
どんなショーを見せてくれるか楽しみだ!

騙されるな! 正にサギだ!(サギトリビューン誌)
神話的で美しい幻影(ワールドヘロン誌)

優秀賞(岡村先生)

春のスキー場
石川まどか
春のスキー場
作品コメント
柔らかい雪を踏みしめ、3月のスキー場をくだります。
この場所で感じた空気や匂いを残したくてこの絵を描きました。

優秀賞(佐藤先生)

Don’t Carry Me
當麻里実
Don’t Carry Me
作品コメント
はこばれるいきものは、されるがままで、意思がないように見える。はこばれた先、どうなるかわからない不安定な現実に、身を任せているようにも見える。
しかし、はこばれているその瞬間も、その身体で一生懸命に、生きているのです。

優秀賞(福田先生)

coffee at night
鈴木啓正
coffee at night
作品コメント
久しぶりにジム・ジャームッシュのコーヒー&シガレッツを観ました。
以前見た時よりも登場人物たちを愛しく思えた気がします。
「コーヒーを飲む」と言ってもそこにはいろんな状況やドラマがあります。
恐れ多くも、オマージュとしてそこにエピソードを一つ加えるような気持ちで制作しました。

優秀賞

アレルギー
金 佳辰
アレルギー
作品コメント
アレルギーがあってかゆい時、かゆいの感覚、感じる色や形を絵にしました。
マッチ
虞 杰
マッチ
作品コメント
マッチのようにすぐに燃え尽きて、棺桶の中で安らかに眠ります。墓碑銘には、私たちがこの世界にいたことを他の人に伝えるだけで、それ以外何もありません。
今日のごはん
藤生百音
今日のごはん
作品コメント
毎日ごはんを食べる。
食卓の肉や魚や鳥、違う場所で対峙したら、私が食べられる側だったかもしれないと思う。
または、私が小さな魚だったとしたら。
少し欲張って、頑張って、大きなものに喰らいつく勇気が欲しい。
積雪.4
柴田若奈
積雪.4
作品コメント
雪と柵の縞模様が、背後の空間との境を曖昧に見せている点に、興味を惹かれ制作しました。
ここだけの話
岩井柚樹
ここだけの話
作品コメント
秘密を共有したり、思いの丈を打ち明けたり、ここだけの話をするとき、自分と他者の境界線は曖昧になります。そういった人と人との間の揺らぎを、絵画に閉じ込めました。
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