BEST100選出の選抜デザイナーによる討論会
各賞が決定した後は、休憩を挟んで若手デザイナーによる討論会が行われました。「商環境設計家協会のアワードなのに住宅が入ってくるのはいいのか?」という問いはここでも繰り返され、業界自体が多様化しているので発展性があってよい、という意見と、商空間のデザイナーとして頑張っている若手が商空間のアワードで機会を逸することになるのは辛い、という意見がありました。
今回の結果は「空間デザインという土俵に乗ってそこで評価がされたものであり可能性を排除する方向に流れるべきではない」というJCDの姿勢が示されましたが、「矛盾はあり、反省して見直したい」という発言も。ただ、内輪でのイベントには留めたくないという思いは強いようで、来年以降、JCDアワードがどのように発展していくのか、今後の動きが注目されます。


|

|

BEST100の中から選ばれたメンバーと審査員の意見交換会。

|

有力大賞候補のBLESSをデザインした、KEIKO+MANABU。

|

領域を超えた活動のためにも、広い視野で空間デザインについて考えたい、と述べるJCD理事長の飯島直樹氏。

|
|