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多様な視点によってデザインのありかたを検証するため、これまでエットーレ・ソットサス氏や山本耀司氏、宮元亜門氏、小山薫堂氏など、空間デザインに関わる人はもちろん、それ以外の分野からも多くの特別審査員を招聘してきました。「空間における行為」を軸に幅広く作品募集をしていることからも、空間デザインに対するJCD(社団法人環境設計家協会)の意欲的な姿勢が窺えます。

インターネットでの一次審査・BEST100の選出
公開審査の会場に並べられた作品は、全部で100点。インターネットを利用した1次審査で、29名の審査員により選出されたBEST100です。

公開審査その1
BEST100から入賞作品を選出
公開審査では、各審査員が付箋紙を手に全ての作品を見て回り、これ、と思ったものにマーク。審査員の方々が審査を行っている間、進行を務めるJCD理事長の飯島直樹氏、インターネットでの1次審査員である武石正宣氏と小坂竜氏が、会場の100作品を1つ1つ説明していきます。「今年は建築的なものが多くて、インテリアの写真がないのが多い」「インテリアデザインというくくりで考えるのが年々難しくなっている」という感想が聞かれました。この公開審査での一次審査の結果、2票以上の付箋があった32点に絞られ、再投票の結果、大賞候補を含む上位6点とそれ以外の作品、合計25点が選ばれました。


デザイナーで九州大学大学院芸術工学研究院教授の近藤康夫氏。
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昨年JCDアワード大賞受賞の中村竜治氏。
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伊藤忠ファッションシステム株式会社マーケティングマネジャーの川島蓉子氏と、インテリアデザイナーの橋本夕紀夫氏。
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左からJCD理事長の飯島直樹氏、1次審査員の武石正宣氏と小坂竜氏。
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グラフィックデザイナーの廣村正彰氏。
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照明デザイナーの面出薫氏。
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審査員は、良いと思う作品に付箋をつけて回ります。
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公開審査の一次審査が終わり、2票以上を獲得した作品だけが並べ直されます。
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公開審査を見守る見学者。鈴なりです。
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マイクを持ち、意見を述べ合いながら審査は進みます。
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言葉を選びながら意見を述べる橋本氏。
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候補のパネルを前に、白熱した議論が続きます。約3時間、ほぼ立ちっぱなしで審査は行われました。
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