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審査 2003年6月24日


テーブルを回り、付箋で投票していきます


審査員の杉本氏


左から審査員の近藤氏と、特別審査員の糸井氏


公開審査前、作品に見入る一般参加者



ボランティアの学生が作品の上げ下げをしてくれました



審査の様子が、スクリーンに映しだされます


新人賞 【筑波大学体芸リニューアルプロジェクト】の作品パネル


一次審査

一次審査は非公開で、午前10時より行われました。審査員は、青木淳氏、 飯島直樹氏、 近藤康夫氏、杉本貴志氏、橋爪紳也氏、糸井重里氏の6名です。今回特別審査員に、コピーライターである糸井氏を選んだ理由は“糸井さんは、常におもしろいことに目を向けていて、 著書『インターネット的』で書かれていることが、現在JCDが求めているものに近い”からだそうです。
今回JCDに寄せられた応募作品総数は、昨年の281点を大きく上回る371点。この中から入選となる作品が選定され、二次審査に進みます。作品はすべてパネルで表現されているため、立体である建築作品の魅力を、平面でどれほど表現できているかが重要なポイントとなります。
特別審査員の糸井氏は「自分が作品を選ぶ基準は、オーラを感じるかどうか。良い作品にはオーラを感じます。インスピレーションで決めました」と話しました。 一次審査では109点の作品が選ばれました。

選考点数一覧表
応募総数
国内 海外
1:物販店舗 84 5 89
2:飲食店舗 136 7 143
3:大規模店舗 14 1 15
4:サービス・アミューズメント 47 7 54
5:文化・公共施設 42 15 57
6:その他 12 1 13
合計 335 36 371


二次審査

二次審査では、一次審査を通過した109点の中から奨励賞を選定します。審査は一次審査と同様に、それぞれの審査員が作品に付箋を貼って投票し、投票数の多い作品が選ばれます。
第2部 飲食店舗部門は、近年の応募数が特に多く作品が全部似ている点が特徴で、最終的に他の作品に似ていないものが残る傾向があるようです。選に漏れた作品は、デザインレベルが低いというわけではなく、オリジナリティーが十分に植えつけられていないものがほとんど、と飯島氏が解説しました。
午後の公開審査は、二次審査で選ばれた作品は42点より行われます。会場には学生やデザイン関係者など約200人が集まり、次第に活気がでてきます。作品パネルが会場中央のテーブルに並べられ、審査が始まる前に自由に見る事ができます。真剣な表情で、パネルを見つめる学生の姿がとても印象的でした。




三次審査

三次審査は、二次審査を通過した42点から、優秀賞以上の賞が選ばれます。司会進行の飯島氏が公開審査の説明と審査員の紹介をした後、審査が開始されます。
審査の様子は、ハンディーカメラから会場の大きなスクリーンに映し出され、審査員の表情や作品をよく確認することができます。
まずは17点ほどまで作品を絞ります。審査員はテーブルを回りながらパネルに付箋を貼っていき、付箋のない作品は次々と下げられていきます。審査員の間で積極的に意見が交わされ、参加者は真剣に耳を傾けていました。

新人賞、決定
新人賞は、35歳以下で過去にJCDデザイン賞を受賞していない応募者が対象になります。付箋の多い上位4作品に絞られ、中でも 【 筑波大学体芸リニューアルプロジェクト 】 に、注目が集まり、意見が交わされます。
「この4点を“見てくれのデザイン”で見ようとしているが、そういうものがない。見方が難しい」 (糸井)、「デザインにとって大切なものの1つに、コミュニケーションがある。筑波大の作品は、そういう意味で極めて秀逸なデザインだと思う。店舗が良いという訳ではなく、コミュニケーションという点に注目します。この他の作品も悪くはないのですが…」 (杉本)
この筑波大の作品パネルには、制作グループの組織図が書かれてあり、それがあまり好ましくないという意見も出されました。プロセスは良いが、全体が見えていない、と言う指摘もありました。
最後は多数決による挙手が行われ、【 筑波大学体芸リニューアルプロジェクト 】 と 【 Float 】 の2点が新人賞に決定しました。

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