能美市を代表する伝統工芸「九谷焼」。ウルトラアートを通して九谷焼の魅力をたくさんの方に知っていただけるよう、能美市では九谷焼のオープンデータ化をどの地域よりもいち早く取り入れ、アートの普及活動に取り組んでいます。
近年、子供だけでなく大人も夢中になる「ぬり絵」。伝統工芸「九谷焼」の名作をぬり絵にした「九谷ぬり絵コンテスト」を一昨年、昨年と開催したところ、国内はもとより海外からも多数のご応募があり、たくさんの方々にたくさん楽しんでいただけました。このコンテストでは、日本の伝統工芸が時代と国境を越え、新しい感性が加わることにより、どのような新しいアートに変化するかが見ものです。
3年目を迎える今年のぬり絵のお題は、中嶋珠光（なかじまじゅこう）作「色絵双鯉文馬盥（いろえそうりもんばだらい）」。2匹の鯉が水紋の中で泳ぐ図案のぬり絵に、自由な発想と着色でぜひ気軽に挑戦してみてください。
受賞作品は、能美市九谷焼資料館にて展示されるほか、ウルトラアートHP・Facebook、能美市HP・Facebookにも掲載いたします。そして応募作品はウルトラアートの取り組みであるオープンデータとして活用させていただきます。
※オープンデータとは、「自由に使ってよい」という意味を持つデータです。誰でも利用でき、そのデータを使って新たに何かを作り出しても良いという「再利用」ができ、自由にそれをまた他の人が利用しても良いという「再配布」ができるデータです。多くの人が著作権を侵害することがなく、手軽に簡単にデータを利用できる取り組みです。