スタートアップ領域に特化した、世界で活躍できる人材や事業創造を目指した実践型教育プログラム「Shibuya Startup University（以下、SSU）」の1期生を、7月31日まで募集している。受講期間は2022年10月5日から12月21日までで、全10回にわたり開催。基本はオンライン受講で、入学式やピッチコンテスト、卒業式は対面で行われる。

内閣府のスタートアップシティ構想に基づき、渋谷区が中心となって進める「Shibuya Startup University」。「渋谷から世界に」をテーマに、渋谷文化を牽引してきた「ファッション」「エンタメ」「アート」「フード」「ソーシャル」などのカルチャー領域を中心に、起業家精神を学ぶプログラムだ。未来のCXO（CEO、CTO、CDOなど）を目指す人が対象となる。応募資格不問で定員は30名、受講料は税別3万円。

講師は国内外で活躍する全8名で、学長は東京大学教授／慶應義塾大学教授の鈴木寛が務める。プログラムでは講師による講義が行われるほか、事業アイデアのピッチコンテストにいたるまでの実習経験を通じ、起業家精神や戦略・手法を学ぶこととなる。

チーム戦だった前回の0期生とは異なり、今回は個人の好きや主体性に注目し、「ちがいをちからに変える力」にさらに磨きをかける。0期の卒業生十数名もメンターとして参加し、より多角的な視点での深堀を目指す。3カ月間のプログラムを修了した受講生にはSSUが発行する独自の「卒業証書」が授与される。

なお、本プログラムは、世界中に広がる講師陣や卒業生のネットワーク化を図っており、渋谷区のスタートアップ・エコシステムと連携を図りながら、SSU独自のスタートアップ経済文化圏の形成を目指している。

【講師】
鈴木寛（東京大学教授／慶應義塾大学教授）、琴坂将広（ 慶應義塾大学総合政策学部准教授 政策・メディア研究科委員）、ハヤカワ五味（株式会社ウツワ代表取締役）、村瀬龍馬（株式会社ミクシィ取締役CTO）、石川俊祐（KESIKI Inc. Partner Design Innovation／多摩美術大学TCL特任准教授）、長田新子（一般社団法人渋谷未来デザイン理事・事務局長）、掘新一郎（Z Venture Capital代表取締役）、射落美生乃（SSU事務局長／慶應義塾大学）、横石崇（SSU理事長／& Co.代表取締役／Tokyo Work Design Weekオーガナイザー）

●Shibuya Startup University公式ホームページ
https://shibuya-startup-university.jp/2022/