「第5回宮本三郎記念デッサン大賞展」の結果が発表された。受賞展が石川県小松市と東京都世田谷区で開催される。

同大賞は、明治から昭和にかけて活躍した、デッサンの名手で洋画家の宮本三郎にちなみ、2011年に誕生した美術コンクールだ。今回は応募総数が過去最高の652人、979点。そこから入賞13点、入選37点の合計50点が選ばれた。倍率19倍と、同大賞展始まって以来の狭き門となった。

この狭き門をくぐり抜け、大賞に輝いたのは、植野大作さんの「思い出のコラージュ」。力強いタッチで描かれた、とてもエネルギッシュな作品だ。

受賞展では大賞作品をはじめ、多くの作品が展示される予定だ。ぜひ、新しいデッサン表現の可能性を感じる展覧会に行ってみてはいかがだろうか。

「第5回 宮本三郎記念 デッサン大賞展」概要

小松展

●会期
2019年9月28日（土）～12月15日（日）
※期間中無休

●会場
小松市立宮本三郎美術館（石川県小松市小馬出町5）

●入館料
大人400円／大学生200円
※高校生以下は無料

東京巡回展

●会期
2020年1月25日（土）～3月15日（日）予定　
※毎週月曜日、月曜日が祝・休日と重なった場合は開館、翌日休館

●会場
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館 （東京都世田谷区奥沢5-38-13）

●入館料
大人200円／大高生150円

公式ホームページ
https://miyamoto-dessin.com/news-11.html