宮崎県小林市の地域資源発掘・発信プロジェクト「てなんど小林プロジェクト」が、「西諸弁ポスター素材写真コンテスト」を開催中。1月19日（金）まで作品募集を受け付けている。

このコンテストは同市内外で使われている方言「西諸弁」の大切さやおもしろさを伝える「西諸弁ポスター」をより多くの人に知ってもらい、また、皆で一緒に作ることが目的。

ポスター用写真を一般からの投稿写真で作成する企画で、7つの西諸弁（テーマ）ごとに写真募集。各テーマごとに優秀作品1点が選定される。選定された写真は公式ポスターとなって同市内外のさまざまな場所への掲示やコラボ商品などへ活用される予定だ。

コンテスト主体の「てなんど小林プロジェクト」は、これまでも様々なコンテストを実施してきた。プロジェクト名の「てなんど」とは、西諸弁の「一緒に」という意味の「てなむ」と、地域資源のブランド化をしたいという思いの「ブランド」をつなぎ合わせた造語とのこと。

同プロジェクトのホームページにはさまざまな西諸弁が掲載されいている。西諸弁を調べて、ぴったりな写真を応募してみてはいかが？

募集概要

●締切
2018年1月19日（金）必着

●賞
優秀賞（7部門から各1作品）　賞金1万円、西諸弁ポスター（A2・額入り）
参加賞（抽選20名）

●募集内容
小林市の郷土の方言のうち、以下7つの西諸弁いずれかを表現する写真で、かつ小林市らしさを共有できるような作品

1. いしちゃ（急な冷たさを感じたさま。天井から落ちてきた水が身体にかかったときなどに用いられる）
2. おんじょんぼ（すっかり年期の入った夫婦）
3. おぜ（怖さを感じたさま。最上級の怖さを表現するときは「おぜもおぜ」のように2回用いられる）
4. ずんだれ（着ている服などがだらしなくたれている、またはよれているさま）
5. てのっせ（一緒に。「てのっせさるこ（一緒に行こう）」などのように用いられる）
6. いたしっばれ（披露宴。主に、披露宴が終わった後、親族や同じ常会の人々を新郎新婦の実家に招き、宴会をするさま）
7. 自由枠（1～6以外の西諸弁で、かつ、これまで発表された西諸弁ポスターの言葉と異なるもの）

●応募方法
写真コンテストの応募フォーム、郵送、直接持参

公式ホームページ
http://www.tenandoproject.com/contest201712