日本NPOセンターは、公募で選ばれたNPOの活動を電通のクリエーターがポスターにして伝える「ソーシャルポスター展」を開催している。日比谷文化図書館（東京都）で5月24日から30日まで。

本企画は日本NPOセンターが公募した69のNPOが選ばれ、 電通グループのクリエーターたち131名が社会貢献の一環として参加。「個々の団体・活動が向き合うひとつひとつの現場が、世界の社会課題解決の一端を担っている」というメッセージが込もった、合計約220枚のポスター作品が制作された。

制作にあたっては、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標（SDG’s）」における17の目標が参照とされた。貧困や福祉、教育やまちづくりなど、日本のNPOにとっても重要な目標ばかりだ。主催者によると、このコラボ企画はNPOにとって自身の魅力の発掘・理解につながり、クリエーターにはNPO活動や社会課題の存在を学ぶ機会になったという。

会期中の26日（金）11時～12時には、主催の日本NPOセンター・坂口和隆氏と電通の並河進氏、日下慶太氏による「作品観覧ツアー」が実施される予定だ。

社会課題にある課題と、それを可視化するクリエーティブのアプローチを、見てみてほしい。

●日時：2017年5月24日（水）～30日（火）10:30～16:30（29日のみ18時まで）
●会場：日比谷文化図書館 特別展示室（千代田区日比谷公園内）
●主催：認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
●協力：株式会社電通／電通グループ各社
●入場無料

詳細（日本NPOセンター）
http://www.jnpoc.ne.jp/?p=12933

会場アクセス
http://hibiyal.jp/hibiya/access.html