岡山県が、障害のある方々が作った農産物や加工品の魅力をより強く内外に発信するため、新しいロゴやパッケージ等のデザイン案を募集中。農業を通して自立、あるいは就労促進を目指すとともに、新たなイノベーションを起こしながら地域の農業をサポートする「岡山スマイルーシブ★農福連携プロジェクト」 の一環として実施するものだ。

商品が美味しくてもロゴやパッケージから伝わらなかったり、丁寧につくられたものでも、その魅力を伝えきれていないことが課題となっている。個性的な商品を輝かせるデザインを創造・活用することにより、ブランド化と販売促進の一助となるとともに、障害のある方々の就労促進や、耕作放棄地の解消といった農業の課題に向けて、信念と情熱を持って取り組んでいる福祉事業所の支援につながることを期待している。

ゲスト選考委員は岡山市出身の田中雄一郎（クオデザインスタイル代表、グラフィックデザイナー、ブランディングディレクター）と同じく岡山県生まれの河内孟（株式会社ビザビ クリエイティブ局 新規事業推進グループ ハレマチ特区365チーム ゼネラルマネージャー）が務める。

二次選考通過者には商品化・実用化を目的としたブランディングデザインを2017年3月までに完成することが求められる。応募は無料。

【概要】
エントリー締切：12月12日
提出物：応募用紙、過去のデザイン業務（もしくはデザイン力）がわかるもの
提出方法：郵送またはメール
応募資格：【一般部門】国内のプロデザイナー（個人）【学生部門】国内の高等学校以上の学生
※詳細は公式ホームページを参照
http://smilusive.main.jp/harefukusan.html