海外コンペ
2021/08/02 17:00

世界にはばたけ!日本から応募できる海外コンペ(2021夏)

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今回は読者アンケートでご要望が多い「日本から応募できる海外コンペ」について、デザイン・アート・建築・写真の分野を中心に、締切が近い順にご紹介します。どのコンペもオンライン登録可。リアルな海外旅行が難しい今、コンペで世界にはばたけ!

※公式ホームページは英語または現地語、締切は現地時間または世界標準時です
※各コンペによって、参加料や詳細規定が設けられているため、応募の際は、必ず公式ホームページで詳細をご確認ください

▼目次


2021年8月末までに締切のコンペ

Aesthetica Art Prize

主催はイギリスのカルチャー・アート誌「Aesthetica」。学生が参加できる新人賞があり、学校卒業2年以内までが対象です。

【アート、写真、グラフィック、プロダクト、工芸、映像、その他】
●主催:Aesthetica(イギリス)
●募集内容:絵画、写真、彫刻、デザイン、3D作品、映像、インスタレーション、パフォーマンス
●最高賞:メイン賞 5000ポンド、学生賞 1000ポンド、副賞あり
●締切:2021年8月31日
https://aestheticamagazine.com/artprize/

The Moth Art Prize 2021

アイルランドのアート&文学雑誌「The Moth」が毎年開催しているアートコンペ。同時にポエム等のコンペも行われています。

【アート、グラフィック】
●主催:The Moth magazine(イギリス)
●募集内容:平面作品(絵画、ドローイング、ミックスメディア)
●最高賞:1000ユーロ
●締切:2021年8月31日
https://themothmagazine.com/a1-page.asp?ID=3055&page=14

2021年9月末までに締切のコンペ

CraftForms 2021

優れた工芸作品を募集するコンペ。受賞作品は、2021年12月から翌年1月にアメリカ・ペンシルバニア州のギャラリーで行われる展示販売会に出品できます。

【アート、クラフト、工芸、グラフィック、インテリア】
●主催:Wayne Art Center(アメリカ)
●募集内容:工芸作品(伝統工芸、ミックスメディア、その他)
●最高賞:1万ドル以上
●締切:2021年9月15日
http://www.craftforms.org

The Architecture Drawing Prize

建築図面の芸術性に焦点を当てた、ユニークな賞。コロナ禍に関連した’Lockdown Prize’や、学生賞が設けられています。

【建築】
●主催:世界建築フェスティバル(イギリス)
●募集内容:建築図面(手描き/デジタル/混合の3カテゴリー)
●最高賞:世界建築フェスティバル無料チケット
●締切:2021年9月17日
https://thedrawingprize.worldarchitecturefestival.com/

Communication Arts 2022 Typography Competition

タイポグラフィの国際コンペ。既発表作品が主ですが、未発表作品・学生作品も応募可能です。

【デザイン】
●主催:Communication Arts magazine(アメリカ)
●募集内容:タイポグラフィ、書体デザイン、カリグラフィ、手書き文字
●最高賞:commarts.comでの露出、トロフィー
●締切:2021年9月24日
https://www.commarts.com/competition/2022-typography

Luxembourg Art Prize 2021

欧州・ルクセンブルクの美術賞。幅広いジャンルでアート作品を募集しています。

【アート】
●主催:Pinacothèque(ルクセンブルグ)
●募集内容:アート作品(立体・平面・動画・サウンド・インスタレーション・パフォーマンス・デジタル・写真・テキスタイルなど)
●最高賞:5万ユーロ
●締切:2021年9月30日
https://www.luxembourgartprize.com/en/

2021年10月末までに締切のコンペ

Anima 2022

ブリュッセルアニメーション映画祭「Annima」にて上映するアニメーション映像を募るコンテストです。学生カテゴリーもあります!

【アニメーション】
●主催:Brussels Animation Film Festival(ベルギー)
●募集内容:アニメーション作品(カテゴリーあり)
●最高賞:賞金、上映あり
●締切:2021年10月4日
https://animafestival.be/en/pros/film-submission

8TH FINE ART PHOTOGRAPHY AWARDS 2021

2014年に創設された、写真を「ファインアート」ととらえたアワードです。ポートレートや自然など20のカテゴリーに分けて評価されます。

【写真】
●主催:Fine Art Photography Awards(アメリカ)
●募集内容:単写真(20カテゴリーあり)
●最高賞:アマチュア部門 2000ドル
●締切:2021年10月10日
https://fineartphotoawards.com

2021年11月以降に締切のコンペ

Feeel Design World Prize

Arts and Crafts の伝統や天然素材を大切にするカナダの家具メーカーが主催。受賞作は試作してもらうことができます。

【家具、プロダクト】
●主催:Feeel Design company(カナダ)
●募集内容:作品提案(10カテゴリーあり、インテリアデザイン部門のみ既発表品)
●最高賞:各カテゴリーグランプリ 受賞作品の試作
●締切:2021年11月14日
https://feeelprize.com

Smithsonian Magazine 19th Annual Photo Contest

アメリカ・スミソニアン博物館が発行する月刊誌によるフォトコン。毎年超ハイクオリティの写真が集まる、世界的コンペです。

【写真】
●主催:Smithsonian Magazine(アメリカ)
●募集内容:写真(6カテゴリーあり)
●最高賞:最優秀賞 2500ドル
●締切:2021年11月30日
https://photocontest.smithsonianmag.com/photocontest/

London International Creative Competition 2021

2006年にスタートした、ロンドンの国際デザイン賞です。建築やアートなど6カテゴリーの下に、さらに細かく分けられた70のサブカテゴリーがあります。

【建築、アート、イラストレーション、グラフィック、インテリア、写真、映像、プロダクト】
●主催:Farmani Group(イギリス)
●募集内容:各カテゴリーの作品(提出は画像・映像)
●最高賞:プロフェッショナル部門 賞金1000ドル、アマチュア/学生部門 賞金500ドル
●締切:2021年12月15日
https://licc.uk

ソニーワールドフォトグラフィーアワード

ソニーの名を冠した、世界最大規模の国際写真コンペ。写真文化が継続的に発展できるような基盤を築くことを目的としています。
※応募部門により参加方法・締切等が異なるため、公式ホームページをご確認ください

【写真】
●主催:World Photography Organisation(イギリス)
●募集内容:写真(プロフェッショナル/一般/ユース/学生 各部門)
●最高賞:一般部門 賞金5000ドル、ソニー製デジタルカメラ一式 他
●締切:一般部門2022年1月6日 ※応募部門により締切が異なる
https://www.worldphoto.org/ja

学生にチャンス!学生部門があるおすすめコンペ

以下はプロ向けコンペですが、学生部門が用意されています。学生の皆さんには大きなチャンス!

the Salão Design Award

2年に一度開催される、ブラジルの家具デザイン賞。学生または家具デザイナーが参加可能です。
●締切:2021年8月31日
http://www.salaodesign.com.br/en/salao-design-award/

L A M P International Lightning Design Competition 2021

照明器具のデザインコンペ。世界的なデザインメディア「Design Milk」とコラボレーションしています。
●締切:2021年9月1日
https://lampthecompetition.com/

jumpthegap 10th Roca International Design Contest

バスルーム業界の世界的ブランド「Roca」がバルセロナデザインセンターとともに開催。審査委員長は日本人建築家の、坂茂さん!
●締切:2021年9月6日
https://www.jumpthegap.net/

15th International Design Awards

幅広い領域でデザインの先見者を発掘し、評価するための国際的デザインアワード。
●締切:2021年10月31日
https://www.idesignawards.com/


以上、日本から応募できる16のコンペをご紹介しました。緊急事態宣言が続くいま、自宅にいる時間を使って海外コンペに挑戦してみてはいかがでしょうか?

(企画・制作:「登竜門」編集部)

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