CSデザイン賞 – 「登竜門」定番コンテスト [PR]
CSデザイン賞は、カッティングシート®を使用したデザインアワード。主催はカッティングシート®生みの親である株式会社中川ケミカル。実際に施工された事例を募集する「一般部門」と、<カッティングシート×デザイン>をテーマにデザイン提案を募集する「学生部門」の2部門で構成される。
開催は2年に1度のビエンナーレ方式。1980年代、街の景観と素材の関係に危惧を感じ、適切で創造性に優れたデザインを社会で共有する活動が急務と考えた主催者が、1982年の第1回から多くのデザイナー・建築家の協力のもとで実施している。
CSデザイン賞 開催概要
第23回(2023~2024年)
今回も2部門を用意し、カッティングシートを使用した作品を募集。学生部門のテーマは世代や国籍を越えた「新しい“文化交流”の場を創造するデザイン」。
募集概要(一般部門・学生部門)
【テーマ】
一般部門:カッティングシート®および装飾用シートを使用した、2022年4月1日から2024年3月29日までに実際に製作された作品
学生部門:カッティングシート×デザインを課題に設定し、カッティングシートの使用を前提としたデザイン提案
【審査員】
一般部門:原 研哉(審査委員長)、佐藤 卓、石上純也、五十嵐久枝、服部一成
学生部門:菊竹 雪(審査委員長)、廣村正彰、松下 計、色部義昭
結果発表
●一般部門
応募作品数:148点
受賞作品数:13点
●学生部門
応募作品数:257点
受賞作品数:11点
第22回(2021~2022年)
一般部門では中川ケミカル製品に限らず、施工事例を募集。学生部門は千葉県の商業施設「流山おおたかの森S・C」が舞台で、金賞作品は2022年7月16日から11月30日までの期間、同施設本館2Fと、別館のANNEX1(アネックス1)3Fを接続する連絡ブリッジガラスウォールにて展示される。
募集概要(一般部門・学生部門)
【テーマ】
一般部門:カッティングシート®およびそれに準ずる装飾用シート素材(中川ケミカルの製品に限らない)を使用した作品
学生部門:カッティングシート×デザインを課題に設定し、カッティングシートの使用を前提としたデザイン提案
【審査員】
一般部門:原 研哉(審査委員長)、佐藤 卓、石上純也、五十嵐久枝、服部一成
学生部門:松下 計(審査委員長)、菊竹 雪、廣村正彰、色部義昭
結果発表
●一般部門
応募作品数:124点
受賞作品数:13点
●学生部門
応募作品数:184点
受賞作品数:11点
第21回(2019~2020年)
一般部門は審査員にインテリアデザイナーの五十嵐久枝さんが加入。学生部門は、テーマが35周年を迎える東京・青山の複合文化施設「スパイラル」ガラス壁面となった。
募集概要(一般部門・学生部門)
【テーマ】
一般部門:カッティングシート®および装飾用シートを使用した、2018年4月1日から2020年3月30日までに実際に製作された作品
学生部門:「35th Anniversary(or 35)」複合文化施設スパイラルのガラス面へのデザイン提案
【審査員】
一般部門:原 研哉(審査委員長)、佐藤 卓、石上純也、五十嵐久枝、服部一成
学生部門:色部義昭(審査委員長)、菊竹 雪、廣村正彰、松下 計
結果発表(一般部門・学生部門)
応募作品数:351点(一般部門:154点、学生部門:197点)
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第20回(2018年)
一般部門と学生部門の2部門で、カッティングシート®および装飾用シートを使用した作品を募集。学生部門のテーマは昨年に続き、遊び心で人と渋谷をつなげる「仮囲い」。
募集概要(一般部門・学生部門)
【テーマ】
一般部門:カッティングシート®および装飾用シートを使用した、2016年4月1日~2018年3月30日までに実際に製作された作品
学生部門:カッティングシート®を使用した「遊び心で人と渋谷をつなげる『仮囲い』」のデザイン
【審査員】
一般部門:原 研哉(審査委員長)、佐藤 卓、石上純也、服部一成
学生部門:廣村正彰(審査委員長)、菊竹 雪、松下 計、色部義昭
結果発表(一般部門・学生部門)
応募作品数:470点(一般部門:161点、学生部門:309点)
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第19回(2016年)
一般部門と学生部門の2部門で、カッティングシート®および装飾用シートを使用した作品を募集。学生部門のテーマは、遊び心で人と渋谷をつなげる「仮囲い」。
募集概要
【テーマ】
一般部門:カッティングシート®および装飾用シートを使用した、2014年4月1日~2016年3月31日までに実際に製作された作品
学生部門:カッティングシート®を使用した渋谷再開発の仮囲いのデザイン
【審査員】
一般部門:原 研哉(審査委員長)、内田 繁、佐藤 卓、石上純也
学生部門:菊竹 雪(審査委員長)、松下 計、廣村正彰
結果発表(一般部門・学生部門)
応募作品数:364点(一般部門:95点、学生部門:269点)
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第18回(2014年)
一般部門と学生部門の2部門で、カッティングシート®および装飾用シートを使用した作品を募集。
募集概要
【募集内容】
一般部門:カッティングシート®および装飾用シートを使用した、2012年4月1日~2014年3月31日までに実際に製作された作品
学生部門:カッティングシート®を使用した「デザインステッカー」の提案
【審査員】
一般部門:永井一正(審査委員長)、内田 繁、佐藤 卓、原 研哉、石上純也
学生部門:松下 計(審査委員長)、菊竹 雪、工藤青石、廣村正彰
結果発表
応募作品数:一般部門 249点、学生部門 158点
入賞作品数:24点(一般部門13点、学生部門11点)
第17回(2012年)
カッティングシートの施工事例を募集する一般部門は372点を集め過去最高に。学生部門のテーマは「デザインステッカー」。
募集概要
【募集内容】
一般部門:市販されているカッティングシートを使用し指定期間内に実際に施工された作品
学生部門:「デザインステッカー」の提案
【審査員】
一般部門:永井一正、内田 繁、佐藤 卓、原 研哉
学生部門:廣村正彰、菊竹 雪、工藤青石、松下 計
結果発表
応募作品数:一般部門 372点、学生部門 117点
受賞作品数:一般部門 12作品、学生部門 11作品
【一般部門 グランプリ】
「Spainalight exhibition」
ディレクター:Stone Designs
デザイナー:Eva Prego & Cutu Mazuelos
クライアント:ICEX [Spanish Institute for Foreign Trade]
グラフィックエージェンシー:Narita Estudio
施工:Acierta Product Team
フォトグラファー:Stone Designs & Masahiro Ohashi
【学生部門 金賞】
該当なし
第16回(2010年)
一般部門の審査員は、2009年に逝去した福田繁雄を除く5人に。学生部門のテーマは「電話ボックス」と「グラス」。
募集概要
【募集内容】
一般部門:市販されているカッティングシートを使用し指定期間内に実際に施工された作品
学生部門:テーマA「電話ボックス」、テーマB「グラス」
【審査員】
一般部門:永井一正、菊竹清訓、内田 繁、佐藤 卓、原 研哉
学生部門:廣村正彰、菊竹 雪、工藤青石、松下 計
結果発表
応募作品数:一般部門 180点、学生部門 268点
受賞作品数:一般部門 13作品、学生部門 16作品
【一般部門 グランプリ】
「『ザ ストロークス』『ジム ランビー:アンノウン プレジャーズ』展出品作品」
プロデューサー:原 俊夫
アーティスト:ジム ランビー
施工:原美術館、カインド
フォトグラファー:米倉裕貴
【学生部門 金賞】
テーマA「木々の向こうに。」竹川将平
テーマB 「水のなかの花」金澤恵美子
第15回(2008年)
一般部門の審査員に原研哉が、学生部門の審査員に廣村正彰と松下計が加わる。学生部門のテーマは2006年と同じ。
募集概要(一般部門・学生部門)
【募集内容】
一般部門:市販されているカッティングシートを使用し指定期間内に実際に施工された作品
学生部門:装飾用シート<NOCSノックス>の使用を前提としたデザイン
(1)工事現場用仮囲いのビジュアルデザイン
(2)車両のビジュアルデザイン…路面電車「岡山電気軌道3000型」(岡山市)
(3)自由課題(平面・立体を問わず実験的な作品)
【審査員】
一般部門:永井一正、福田繁雄、菊竹清訓、内田 繁、佐藤 卓、原 研哉
学生部門:工藤青石、菊竹 雪、廣村正彰、松下 計
結果発表(一般部門・学生部門)
応募作品数:一般部門 246点、学生部門 414点
【一般部門 グランプリ】
「イタリアンジェラート ロノ」
デザイナー:三宅博之
クライアント:(株)シンスケ
施工:(有)オカ巧芸
【学生部門 金賞】
「工事現場用仮囲いのビジュアルデザイン」
吉浦菜夏(武蔵野美術大学 基礎デザイン学科専攻)
第14回(2006年)
学生部門のテーマは「工事現場用仮囲い」「路面電車 岡山電気軌道3000型(岡山市)」「自由課題」から選択。
募集概要(一般部門・学生部門)
【募集内容】
一般部門:「貼る塗料」として、一般に市販されているサイン、デザイン、装飾用粘着シートを使用し指定期間内に実際に施工された作品
学生部門:装飾用シート<NOCS>の使用を前提としたデザイン
(1)工事現場用仮囲いのビジュアルデザイン
(2)車両のビジュアルデザイン…路面電車「岡山電気軌道3000型」(岡山市)
(3)自由課題(平面・立体を問わず実験的な作品)
【審査員】
一般部門:永井一正、福田繁雄、菊竹清訓、内田 繁、佐藤 卓
学生部門:永井一正、菊竹 雪、工藤青石、佐藤 卓
結果発表(公式ホームページ)
【一般部門 グランプリ】
「HIROO COMPLEX I期 II期―商業ビルの外皮」
ディレクター:横河 健
サイン計画:廣村正彰
照明計画:近田玲子
クライアント:(有)エフ・ティー
構造計画:播 繁
施工:日東工営(株)
加工(ガラススクリーン製作):松下環境空調エンジニアリング
【学生部門 金賞】
「工事現場用仮囲いのビジュアルデザイン」
松本明子(横浜美術短期大学 造形美術専攻)
第13回(2004年)
学生部門のテーマは「工事現場用仮囲い」「路面電車 市電 万葉線(富山県高岡市・新湊市)」「自由課題」から選択。
募集概要(一般部門・学生部門)
【募集内容】
一般部門:「貼る塗料」として、一般に市販されているサイン、デザイン、装飾用粘着シート
学生部門:装飾用粘着シート(カッティングシートCS200・NOCSノックス)を使用することを前提としたデザイン
(1)工事現場用仮囲いのビジュアルデザイン
(2)車両のビジュアルデザイン…市電「万葉線」(富山県高岡市・新湊市)
(3)自由課題(平面・立体を問わず実験的な作品)
【審査員】
一般部門:永井一正、福田繁雄、菊竹清訓、内田 繁、佐藤 卓
学生部門:永井一正、菊竹 雪、工藤青石、佐藤 卓
結果発表(公式ホームページ)
【一般部門 グランプリ】
「<デザイン・デパート>会場デザイン」
ディレクター:清水征行
デザイナー:清水征行+牟禮達意+樋口寛人
クリエイティブディレクター:松井桂三+奥村靫正
クライアント:デザイン・デパート実行委員会((社)日本グラフィックデザイナー協会 世界グラフィックデザイン会議開催運営会)
施工:(株)ノムラディオウエスト
【学生部門 金賞】
「工事現場用仮囲いのビジュアルデザイン」
宮川清志(桑沢デザイン研究所 デザイン専攻科専攻)