結果発表
2023/02/15 10:00

第12回 連合・ILEC 幸せさがし文化展

応募作品数:6654点(絵画の部:120点/写真の部:1049点/書道の部:273点/俳句の部:2189点/川柳の部:3023点)
受賞作品数:140点(絵画の部:22点/写真の部:22点/書道の部:22点/俳句の部:37点/川柳の部:37点)
主催:日本労働組合総連合会(連合)、公益社団法人教育文化協会(ILEC)
※ここでは、絵画の部・写真の部・書道の部の上位3点をご紹介します
絵画の部

連合大賞

石井ハトメ製作所
今井達也
石井ハトメ製作所
受賞コメント
石井ハトメ製作所は、作者の高校時代の同級生が彼の父親と経営している会社です。
本作はその事務所に飾るために、会社に関係するものを組み合わせて描きました。
メインモチーフ左の虎は、父子共に寅年生まれであること、同級生の名前にちなんで選んだものです。右に座っているのはその家族で以前飼っていた猫です。
ありがたいことに賞をいただけたので、友人親子とも喜んでくれると思います。金属・樹脂加工の石井ハトメ製作所をよろしくお願いします。

ILEC大賞

牛舎の朝
銀世
牛舎の朝
受賞コメント
近年、様々な問題が原因で酪農家が減少している。
しかし生き物や自然と向き合う酪農の仕事は大変なこともありますがそれだけに大きなやりがいと無限の可能性に満ちていると思います。
早朝の牛舎で幼い子どもと父親が牛にふれあう光景を、酪農の未来に少しでも光がさして、「牛と人が共に幸せになれること」を願い、水彩画に表現しました。

シニア特別賞

中国天津 古文化街
蝦名敏昭
中国天津 古文化街
受賞コメント
「再度の受賞に感謝して」
前回の第11回に続き、2回目の受賞に驚きもし、大変感激もしているところです。
2006年までの労働金庫勤務中は、健康第一義にして、朝の散歩やジョギングを続けて、その後県内5カ所で開催されていた5キロマラソン大会に、65才まで出場していました。もう一種目は全くの我流でのゴルフでした。できるだけカートに頼らず、自分の足でプレーし、今でも年間5・6回は挑戦しています。
最後に中学時代の「白黒版画」に多色版画も加え、「生きた証」として作品を楽しんでいます。
写真の部

連合大賞

幸せのカタチ
川瀬健佑
幸せのカタチ
受賞コメント
第一子が誕生し、毎日のように写真を撮っていました。日々変化する容姿や仕草、表情、その幸せな一瞬一瞬を切り取り、大切に残したい想いでした。
全てのパーツが愛おしく、その中でも無垢でちっちゃな“あんよ”は可愛くて仕方ありません。
この写真は、ママの愛情いっぱいで包み込む様子を柔らかい雰囲気で表現することを意識しました。
この度は、私たち家族の“幸せ”がこのような“カタチ”になり大変嬉しく思います。ありがとうございました。

ILEC大賞

春散歩
Miki Takeda
春散歩
受賞コメント
新しい年のはじまりに愛でる菜の花畑。
華やかな黄色はこれからやってくる春を感じさせてくれて、気持ちを明るくしてくれます。
この日、地元の猫(チャミちゃん)が飼い主さんと散歩がてら菜の花畑に来ていました。
家族の一員として自宅に保護猫がいるので、チャミちゃんとも会話をしながら写真を撮らせてもらいました。
春の匂いがするかな? と聞いたらまるで深呼吸をするかのように顔を菜の花のほうに向けてくれた瞬間です。
大好きな猫がいる風景が「幸せのおくりもの」だと思い撮影した写真でILEC大賞を受賞できたことはとても嬉しいです。ありがとうございました。

シニア特別賞

ハッピーペア
犬飼長年
ハッピーペア
受賞コメント
初出品の私がいきなり入賞などいただき誠に申しわけありませんでした。ありがとうございました。
写真は50年以上前、オールマニュアル「アサヒ ペンタックスEV」機から始め、これで良しという完成領域がなく、未だに試行錯誤の連続です。
書道の部

連合大賞

雲蒸龍変
木原大慶
雲蒸龍変
受賞コメント
この度は、連合大賞を受賞させていただきまして誠に光栄に思います。今回の作品は北魏の楷書を基に力強く書き上げた作品になります。普段は四十文字などの文字数の多い作品を書いていましたが、今回は、はじめて四文字で思い切って書きました。はじめての大きな文字ということで、文字の大きさ、形、墨の疎密、飛沫、様々な場面で苦戦しましたが研究や練習を重ね、良い作品ができたかと思います。しかしながら、今回の結果に満足せず日々鍛錬していきます。明るい未来へ勇往邁進。

ILEC大賞

閑居漫興五首其三
宮島悠果
閑居漫興五首其三
受賞コメント
この度は栄えある、ILEC大賞に選んでいただき誠にありがとうございます。仕事柄労組様の機関紙デザインに携わっているので、このように関われたことを光栄に思います。
コロナにより、秀作の青木さん、矢内さんや瀬戸さん達と以前のように切磋琢磨しながらの稽古は中々できませんでしたが、だからこそいつも以上に線の力の入れ具合などを意識し集中して作品に取り組めました。
最後になりますが今後も仲間と共に技術や知識を深め、日々精進してまいります。

シニア特別賞

西行の歌
中西甫子
西行の歌
受賞コメント
この度、思いがけず身に余る立派な賞をいただきありがとうございます。7回目の年女に嬉しい想い出ができました。趣味の一つとして、仕事、出産、育児中も細々と続けてきましたが、人生の幅を広げてくれた亡き師や友人、家族に深く感謝しています。コロナ禍のなか発表の場を与えて下さった方々のご努力に心からお礼を申し上げます。今後の精進を心新たに誓い、皆様に感謝いたします。
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