PVC DESIGN AWARD 2017
応募作品数:270点(デザイン提案部門:175点/製品部門:95点)
受賞作品数:9点
主催:日本プラスチック製品加工組合連合会、日本ビニール商業連合会、日本ビニル工業会、塩ビ工業・環境協会
大賞
準大賞
- 作品コメント
- ソフトPVCの中に保冷ゲルを包み込んだお皿“Ripplate”
アウトドアではフリーズしておくことで移動中は保冷剤として、現地に着いたらフルーツや野菜の置き皿として使える。
ご家庭でもデザート作りやチルド品などRipplateの上に置くことで保冷をキープできる。
- 受賞コメント
- 受賞は率直に驚きました。自分の提案したものがコンセプトも含め、評価されたことがとても嬉しく思います。作品を作るキッカケとしては、機能に特化した保冷剤にお皿を掛け算することで新しいプロダクトへ昇華できないかと思い、ソフト塩ビの加工性を使うことでモノとして落とし込みました。人が使うことを意識し、断面の形状やツヤ、ガラスの器の存在感を出すことに工夫しました。今後は、お皿に限らず日常にある小物への展開や、商品化を見据えて塩ビの加工性についても考えていきたいと思います。
優秀賞
ワカサギマット
梶本博司(株式会社ナショナルマリンプラスチック)
- 作品コメント
- ●ワカサギ釣りという冬の風物詩を厳しい>楽しいから厳しい<楽しいに変える
●板状に膨らむPVC特殊シートを用いて空気層を作り、氷結した糊の冷気を遮断
●六角形のシルエットで湖上に美しい幾何学的な風景を出現させる
●小さく畳んで携帯し、大きく使用する
PLASTIC PLANE
鈴木拓郎(有限会社AIR FRAME)
- 作品コメント
- オブジェでありながら実際に飛ぶ事を重視した飛行機として、満足いく飛び方になるまで研究。翼の厚みを1mmや0.5mmなど様々な厚みすべて試作し、一番綺麗な飛び方をした0.3mmを採用。
大人に向けた商品で、紙飛行機で遊んだ時代を思い出し、忘れている昔の記憶をくすぐれたら、と思いデザインをしました。
scramble
濵崎飛優(専門学校ヒコみづのジュエリーカレッジ)
- 作品コメント
- 壊すことによって生まれる新しい表情、色、質感
その驚きと美しさを感じ閉じ込めた作品です。
入賞
Kiricoaster
奥山泰助、柳原 瞬、中野節男
マット IN ケース
山口政徳、黒川愛砂、佐野美歩、大石耕平
sakura packing
加藤 励、小坂美香、加藤雅昭、荻原利貞