結果発表
2022/10/26 10:00

第15回 プラチナアート大賞展 2022

受賞作品数:7点(入選を除く)
主催:プラチナアート協会

プラチナアート準大賞(バニーコルアート賞)

花束
枝村文子
花束
審査コメント
ダイナミックなタッチで描かれた筆跡が並々ならぬ存在感をかもしだしている。詩情豊かな表情と色彩のバランスが相まって心地良い作品に仕上がっている。ここに高い品格が加わっていけば大賞の可能性が出てくる。

最優秀賞(マルマン賞)

予兆の予感
押味忠志
予兆の予感
審査コメント
計算された構図と重厚なマチエールのバランスが出色の出来栄えである。
技術的にも卓越した巧みさが光っている作品である。

優秀賞(ターレンスジャパン賞)

Flora
櫻井智子
Flora
審査コメント
柔らかな光を含んだような澄んだ色彩が魅力的である。デッサン力に裏付けられた表情と花の女神としての圧倒的な存在感が鑑賞者を惹きつける。

敢闘賞(ターレンスジャパン賞)

Deracine
谷掛幸恵
Deracine
審査コメント
デラシネとはフランス語で「根無し草」。転じて祖国や故郷から切り離された人の意である。その自由な生き方が現れた顔のアップのバランスとフォルムが魅力的に表現されていて目を惹く。頭を抑えている別の手に抗うごとく、まっすぐの眼差しと真っ黒の手袋に強い意思を感じさせる。

努力賞(マルマン賞)

夜半の秋
淺井紗恵子
夜半の秋
審査コメント
安定した構図で画面に穏やかさがあり、郷愁と旅情をわきおこす。
描写力の感じられる作品である。

佳作賞(ホルベイン賞)

オイル・サーディン
芝田祐子
オイル・サーディン
審査コメント
発想が良くおとぎ話を想像させ技術力でリアルに表現されている。
猫の表情やオイル・サーディンの質感なども巧みに描かれ、陽気でユーモラスな作品となっている。

佳作賞(マルマン賞)

Yokohama みなとみらいでくつろぐ人々
石井貞雄
Yokohama みなとみらいでくつろぐ人々
審査コメント
横浜の代表的な景色を象徴的に描き出している。
繊細なタッチの中に躍動感があり、軽快な楽しい風景を作り出している。
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