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結果発表
2019/01/09 10:00
第2回 モノがたりアワード
イラスト・マンガ
映像・アニメ・動画
応募作品数:89点
受賞作品数:7点
主催:株式会社宣伝会議、名古屋テレビ放送株式会社
グランプリ:名古屋鉄道
RED LINE ~想いを乗せて~
奥川 萌(株式会社インパクトたき)
テーマ課題
「名鉄電車に乗っておでかけしたくなる」動画
ストーリー
主人公のダイキ君(23)は週末初めて女の子とデートをする超ピュアピュアボーイ。
デートプランの立案という未知の問題を前に、悪戦苦闘していた。
唯一の頼りはデート特集の雑誌。大事な部分には赤線を引く超優等生な彼は、鬼の形相で誌面を真っ赤に染めていく…。
ハッと我に帰った彼が気づいた事実。“ここ、名鉄でいける場所じゃん。”
デートの行き先は決まらないが、デート先への行き方は決めることができたのであった。
企画意図
地域の暮らしに密着したお馴染みの名鉄。愛知県内はもちろん岐阜県まで伸びる路線網は、様々な観光スポットへのアクセスも良好。
その事実を伝えるため“おでかけの目的地には名鉄でいる!”という気づきを与えることで、「名鉄電車に乗っておでかけしたくなる」ような企画を考えました。
本編は名鉄の車体カラー“赤”を、重要な部分をチェックする“赤線”に比喩することから立案。
名鉄が必死でデートプランを練る若者の救いとなる構図で描きました。
審査員特別賞:加藤建設
分からないから、考える
宮 ゆふき(日本映像通信株式会社)
テーマ課題
「生き物たちから見た、理想の建設会社」の動画
ストーリー
開発が始まると知ったカラスと猫。お気に入りの場所を失いたくないものの、自分たちの思いは人間には届かないと諦めています。一方、開発側の人間は彼らの思いを知ろうとします。言葉は分からないけれど、諦めず、生き物たちのことを考え、実践してみる。そんな建設会社の姿勢は生き物たちにとって一つの理想かもしれません。
企画意図
「開発」と「自然との共存」は成り立たないと思っている人も少なくないと思います。でも「できない」「分からないと」最初から諦めるのではなく、動植物の声なき声に耳を傾け、どうすれば「自然と共存」できるのかを考え、試行錯誤を重ねることが生き物たちにとって理想的な企業なのではないか。それに加藤建設が取り組んでいることを知ってもらいたいと思い製作しました。
学生/生徒特別賞:NTTタウンページ
使ってみようタウンページ ~ルビコンの川編~
鈴木政也(専門学校ルネサンス・デザイン アカデミー)
テーマ課題
「めくって始まるストーリー」の動画
ストーリー
チャラチャラした今時の若者Aと、真面目で実直な若者B。そんな二人のやりとり。
シーン(1)
暇なAが、たまたま隣に座ったBにしりとりをしようと提案。突然の振りに困ったBはタウンページを駆使してこれに挑む。
シーン(2)
彼女とデートを控えたAが、たまたま隣に座ったBにデートプランを語る。突然の惚気話に困ったBは、タウンページを駆使してデートプランを掘り下げていく。
企画意図
五十音順・職業別に並んでいるタウンページの機能を再認知させるために、シンプルかつ親しみやすいコント風に仕上げました。企画から撮影・編集に出演(一人2役)すべて一人でこなしました。
協賛企業賞:NTTタウンページ
あなたと家族の物語。
毛利 誠
テーマ課題
「めくって始まるストーリー」の動画
ストーリー
家族の何気ない日常が描かれます。
ぎっくり腰のお父さん、夕食のお寿司、車をインキーしてしまい困った日、イタズラの落書き、台風の夜。
日常と同時に描かれるのは、タウンページにメモが記されていく様子。
家族の日々が詰まったタウンページ。それは、世界にたった一つの「あなたと家族の物語」です。
企画意図
タウンページは紙の媒体=めくり、書き込める。という点に着目しました。
タウンページに暮らしのメモや落書きが書き込まれていく様子を、家族の日々の生活が紡がれていくイメージとして描写することで、利用者にとってタウンページが情報ツールとしてだけではなく、「家族の暮らしの物語」として愛着を持ってもらえることを意図しています。
協賛企業賞:名古屋鉄道
名鉄電車にのって
古谷恭子
テーマ課題
「名鉄電車に乗っておでかけしたくなる」動画
ストーリー
予定がぽっかり空いた休日、ふと思い立って、ちょっと遠出したくなった。
とは言っても当日の思いつき。
気軽に手軽に行けるところがいい。
街中でのショッピングも悪くないけど、今日は、あれこれ考えるより、のんびりしたい感じ。
そうだ! 電車にゆられて、近いようで知らなかった場所を開拓してみよう。
新しい空気を吸えば、きっと、気分もリセットできる。そうすれば、明日からまた、頑張れる気がする。
企画意図
名鉄電車に乗って向かうのは、ものすごい遠い場所…ではなく、なじみのある愛知・岐阜。
いつも見ている赤い電車は、
行ったことのない街、降りたことのない駅へと連れていってくれる。
大きな車窓から流れる景色は
ちょっとした感動や発見を
与えてくれる。
新しい出会いもあるかもしれない。
そんな“赤い電車”に乗って、ふらっと、気軽におでかけしたくなる動画を作成しました。
協賛企業賞:ダイドー
「集団面接」篇
宮村亮大
テーマ課題
「ロボットと共に生み出す未来」の動画
ストーリー
入社試験の集団面接。受験者は三人。女性、男性、そしてロボット。面接が始まると、電子部品を基盤にはめるよう面接官から突然の指示。1分間に100もの数をつくるよう無理難題を突き付けられた女性と男性は音を上げるが、ロボットはハイスピードで作業を進めていく。ロボットの即採用を決める面接官に、嘆く女性と男性。最後にキャッチフレーズで作品を締めくくる。「だれが決めましたか? 人間しか入社できないって。」
企画意図
人間にはどうしてもできないことや不向きな作業が、仕事の現場にはあるはずです。そして、時としてそれは、ロボットであれば簡単にできる仕事です。「人間にできないことが、ロボットにはできる」、それを認めることが人間とロボットが共生していく近道だと思います。この作品では、人間とは比べ物にならないスピードと正確さで作業ができるロボットの強みを描き、ロボットを「採用」するという選択肢の存在を強く訴えています。
協賛企業賞:加藤建設
工事≠環境破壊
大橋めぐみ(専門学校ルネサンス・デザイン アカデミー)
テーマ課題
「生き物たちから見た、理想の建設会社」の動画
ストーリー
ある時住処で工事が始まり、行く場所がなくなり逃げていった動物たち。そんな中ただ一人残ったカエルが主人公。住処の様子を見たカエルは驚いた。工事することによって整備され植物が繁殖しやすくなりより過ごしやすくなっている。工事とは生態系の破壊だけでなく、環境の改善を促す役目も持っていると知ったカエル。そんなカエルを見て、動物たちがどんどん増えていく。最終的に、かえるたちは工事前よりも快適で生き物が増えた自然を作り出してくれたのは加藤建設だと知る。
企画意図
加藤建設のエコミーティング活動のヨシ原の再現の画像などを見て、今までの工事の印象とは違う新たな工事の一面を知りました。自然を支えるような印象を与えたかったため、動物たちをメインにし、動物の目線で語ってもらう形にしました。動物は実際にそこに居ないような動物でも、いろいろな生き物が集まってくることを表現したかったため魚類や鳥類、哺乳類、両生類など多様な生き物を使いました。紙芝居のようなシンプルな形式にすることで、余分な情報を入れずに必要な情報をわかりやすく表現し、画面全体の統一感を出しました。
公式ホームページ
関連リンク
モノがたりアワード
名古屋テレビ放送
宣伝会議
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