結果発表
2017/11/16 11:21

Tokyo Midtown Award 2017 デザインコンペ

応募作品数:1162点
受賞作品数:8点
主催:東京ミッドタウン

グランプリ

東京クラッカー
加藤圭織
東京クラッカー 
作品コメント
「東京タワー」がモチーフのパーティー用クラッカーです。クラッカーを鳴らすと、東京駅、日本橋、歌舞伎座など、たくさんの「東京を代表する名所や名物」の紙片が舞い散ります。紐を引くだけで、どこにいても東京の風景を思い起こさせてくれます。パーティーの演出はもちろん、これからの東京をより一層盛り上げてくれるアイテムになればと考えました。このクラッカーで、世界中に東京の楽しさを伝えることができれば嬉しいです。

準グランプリ

母からの仕送りシール
山中桃子
母からの仕送りシール
作品コメント
生まれてはじめて上京するとき、わくわくする気持ちの中には、不安や寂しさがあります。
旅立つ子どもの背中を見て、母は心配、嬉しさ、そして心からの応援があります。
「東京はへんな人が多いからね」「野菜ちゃんと食べてる?」「いつでも連絡しなさい」
照れくさいけど伝えたいたくさんの言葉を、仕送りに貼るケアマークにしました。
あたりまえだった母の言葉が、特別に感じる東京。遠い故郷から、想いを運ぶシールです。

優秀賞

東京はしおき
6(本山拓人、不破健男)
東京はしおき
作品コメント
TOKYOの魅力は、街に集まる多様な人々とそこで生まれる交流や文化だと思います。そんな都市としての成熟は、多くの川が流れ込む地形と、江戸時代より人の往来を繋ぐ、500を超える橋によって支えられてきました。
そんな文化的象徴としての「橋」をモチーフに、「はし」おきをデザインしました。個性豊かなはしおきは、カトラリーレストとしても使えます。TOKYOの歴史と文化を発信する、新しいおみやげにぴったりではないでしょうか。
審査員特別賞

小山薫堂賞

江戸前ブラシ
平井良尚、吉野 萌
江戸前ブラシ
作品コメント
江戸前ブラシは、江戸、つまり今の東京で生まれた料理である「鮨」をモチーフにした歯ブラシです。食べ物で歯を磨くという真逆な体験を提供します。
ヘルシーな日本食で口腔内もヘルシーになりましょう。鮮度が落ちたら(毛先が広がったら)新しい物をお使いください。

佐藤 卓賞

スカートせんす
佐藤翔吾、嶋澤嘉秀、深澤 冠、木川真里
スカートせんす
作品コメント
女子高生のスカートを、扇子にしました。日本のKawaiiアイコンとしても知られるファッション性の高い東京にある高校の制服を、性別も年齢も国籍も超えて誰もが楽しめるファッションアイテムに。扇子に新しい風を吹き込み、東京が誇るかわいいの力を改めて世界に発信します。

柴田文江賞

ゲタサンダル
富永省吾、綿野 賢、浅井純平
ゲタサンダル
作品コメント
時代の流れとともに生活から離れていった「下駄」を、合成樹脂で再現したサンダルです。
「伝統的な生活用品」を「現代的な素材」で再構築することで、古くから続く日本文化を、より気軽で身近なものにします。
多様な文化が混じり合い、共存する東京。常にアップデートを続けるこの街らしい、新しい履き物です。

原 研哉賞

TOKYO 影皿
田村有斗、岡 駿佑、阿部真里子、佐藤絢香
TOKYO 影皿
作品コメント
世界のどこにいても、晴れた日の東京を感じられるストリートな紙皿。
東京中に溢れ、景観を損なうと嫌われがちな無秩序な人工物たち。しかしそんな人工物の溢れる風景は、いつの間にか私たちの原風景になっています。この紙皿を使えば、いつでも、どこでも、東京の街中でピクニックをしている気分になれるかもしれません。

水野 学賞

TOKYO WAGARA
須田 諒、鹿野 峻、柳澤 駿
TOKYO WAGARA
作品コメント
東京都のシンボルマークを用いた和柄です。世界には様々な特有の柄が存在し、それぞれの文化を象徴して受け継がれてきました。
東京を象徴するマークを繋げ、無限に広がってゆく和柄模様へと発展させる事で、東京独自の粋な文化やコミュニケーションが世界へ広がってゆくよう思いを込めて。
未来への発展を願った「TOKYO WAGARA」です。
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