■「デザインウエーブ2009イン富山」
高岡市にあるウイング・ウイング高岡を会場にした展示は、今年のさまざまな活動が具体的な形として一堂に集められたといえるだろう。「メタルとガラスのワークショップ作品展」では、今年8月に8名のデザイナーが富山に集まり、真鍮・錫・アルミ・ガラスを素材に新たなものづくりの可能性を探ったワークショップの様子と完成した作品を紹介。「富山プロダクトデザインコンペティション2009作品展」は、今年のコンペで第1次審査を通過した24組の作品をパネルと模型で紹介した。いずれも実力ある作品ばかりが揃い、最終審査に残った10組もふくめこのまま製品化されるのに十分なクオリティの高さを感じさせた。また、デザインウエーブ企画展として興味深かったのが、『「こころ」と「もの」のおすそわけ-新しい富山のお土産-』である。
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第1次審査を通過した24組の作品を、パネルと模型で紹介。
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