2019/11/01 10:00

【公募情報】2019年の世相を表す「今年の漢字」募集がスタート

京都の清水寺にて、2018年に選ばれた「災」を揮毫する様子。

11月1日から12月5日まで、日本漢字能力検定協会が今年の世相を表す漢字一文字を募集する。決定した漢字は12月12日に発表され、清水寺の森清範さんが選ばれた漢字を大きな色紙に墨で揮毫する。

この企画は、一人一人が一年を振り返り、その年の世相を表す漢字を考えることで、漢字の持つ奥深さへの再認識を促す取り組みとしてはじまった。1995年から毎年開催しており、今年で25回目となる。

応募はとても簡単だ。2019年の世相を表す漢字一字とその理由を、特設応募サイトやハガキで投稿、または書店・図書館などに設置されている応募箱に投函するだけ。1人で複数応募もできる。

なお、2018年に選ばれた漢字は「災」。西日本豪雨に記録的猛暑、北海道・島根・大阪での地震など日本各地で自然災害が発生し、防災や減災の意識も高まった1年だった。誰もがこの年の災害を心に刻んだことから選ばれた。

平成の終わり、そして令和のはじまりとなった2019年。自分なりにこの一年を思い返して「今年の漢字」を考えてみてはいかがだろうか。