トーキョーアーツアンドスペース（TOKAS）が国内外でのクリエイター交流事業に参加するクリエイターを募集している。募集中の事業は2つあり、締切はいずれも10月31日まで。

TOKASは、「新進・中堅アーティストの継続的支援」、「創造的な国際文化交流の促進」、「実験的な創造活動の支援」を軸にアーティストの活動を支援しているアートセンターだ。2001年にトーキョーワンダーサイトとして創設され、2017年に現在の名称に変更した。

募集中の交流事業は、ひとつが「国内クリエーター制作交流プログラム」。2020年5月から7月に東京都墨田区のTOKASレジデンシーにて滞在制作を行う、日本在住クリエーター2名を募集する。このプログラムでは、テーマを『都市の祝祭性』とし、同期間に同じテーマで制作活動をする別プログラムの参加クリエーターと意見交換の場を持ちながら、個別に制作活動を行う。

もうひとつが「二国間交流事業プログラム」。海外の都市・芸術文化機関と提携してクリエーターを相互派遣・招聘し、各都市と東京間の国際文化交流を推進する。今回はバーゼル（スイス）、ベルリン（ドイツ）、ヘルシンキ（フィンランド）、台北（台湾）など世界7都市に約3カ月から6カ月間の滞在制作を行う派遣クリエーターを募集している。

参加クリエイターには、滞在する部屋や滞在費、制作費、渡航費などの経済的支援に加え、オープンスタジオやトークイベントなどの広報サポートが約束されている。応募方法はメールに必要書類を添付し、送付すればOK。

今回募集しているようなクリエイター交流事業は、活動の幅を広げる大きなチャンス。アーティストとして本格的に活動する機会を探している方は、ぜひ応募してみてはいかがだろうか。

国内クリエーター制作交流プログラム　公募詳細（TOKAS）
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/application/2019/20190919-219.html

二国間交流事業プログラム　公募詳細（TOKAS）
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/application/2019/20190919-218.html