【公募情報】「痴漢抑止バッジデザインコンテスト2018」のデザイン募集がスタート !
8月1日、電車やバスでの痴漢行為を抑止するためのツール「痴漢抑止バッジ」のデザイン公募がはじまった。応募受付は9月10日まで。
電車内痴漢の被害者は10~20代が70%以上を占めるという。そこでこのコンテストは、同世代のデザイナーを目指す学生を対象に行われる。応募作品には、女子高生が日頃から身につけることができるとともに、このバッジを見た加害者が痴漢行為をやめるデザインが求められている。
受賞作品を含む入賞12作品はギャラリーで展示される。さらに受賞作品は商品化され、全国各地の小売店で販売されるチャンスがある。応募は手書き・パソコンのどちらで制作したものでも可能なので、この機会にチャレンジしてみてはどうだろうか。
注目すべきポイントは、一次・二次審査の審査員が、実際に痴漢抑止バッジを身につけるだろう女子大生や中高校生であること。審査員であり、使い手でもある彼女たちの気持ちに寄り添い、バッジの効果が発揮される状況を考えながらデザインすることがポイントになりそうだ。
今年で3回目を迎えるこのコンテストは、社会的な注目度も高まっている。主催の痴漢抑止活動センターによると、今年は『大阪市男女共同参画のまち創生協会』『大阪弁護士会』の後援を得たほか、Osaka Metro 日本橋管区駅の協力により、大阪市内の地下鉄駅構内に170枚のポスターが掲示されているとのことだ。
同センター代表の松永弥生さんは「あなたのデザインで、社会の課題である『電車内痴漢』を解決に導いてください!」と、多くの方の応募を呼びかけている。
募集要項(登竜門)
https://compe.japandesign.ne.jp/scb-chikan-yokushi-badge-2018/
公式ホームページ
http://scb.jpn.org/contest/2018/