東京都主催、公益財団法人日本デザイン振興会が企画・運営をおこなう「東京ビジネスデザインアワード」は、東京都内の中小企業の持つ技術や素材等をテーマとして扱い、新規用途開発とビジネス全体のデザイン提案を募るものだ。2012年にスタートし今年度で5回目を迎えるアワードは、これまでにマッチングした企業とデザイナーによる提案実現化事例も増え、販売商品が国内市場はもとより海外でも好評を獲得するなど、実績を重ねている。

今年度も4月20日より都内企業の持つ「技術」や「素材」をアワードテーマとして募集。公募されたテーマは、審査を経て10程度に選定され、それぞれのテーマに対して新たな用途の開発等を軸とした事業全体のデザインの提案をデザイナーから募り、優れた事業提案の実現化を目指す。「テーマ」と「提案」のマッチングが成立した事例については、デザイナー、工学博士、弁理士、マーケティング専門家等により構成された審査委員、事務局によるアドバイスを通じ、事業化・商品化・販路拡大への支援を行う。東京都内の中小企業で、デザインを導入した新事業実現に意欲のある企業であれば業種を問わず、自社の技術や素材等をテーマとして応募可能。

【説明会開催日時】
日時：2016年6月3日　16:00～17:00(開場 15:30)

内容：事務局より応募に関する説明(説明会後個別相談も受付)
2013年度受賞企業によるデザイナーとの協業体験談
「伝統技術のオープン化から海外進出、経営へのデザイン導入へ」株式会社ラ・ルース営業部/平島竜一

会場：インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー5階 東京ミッドタウン・デザインハブ内)

http://www.tokyo-design.ne.jp/award.html