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コンテストやデザイン・アートに関わることを、ゆるりと更新します

値上げラッシュを乗り切ろう。作品受付をDX化してコンテスト運営費用を抑えるには?

郵便料金も、最低賃金も。あらゆるサービスの値上げが続く

2024年10月1日より郵便料金が約3割の大幅値上げ。また、令和6年度の最低賃金も50円程度の上昇と発表されました。近年の値上げラッシュは止まりません。コンテストではこうした値上げが運営費にも大きく影響してきます。影響が大きい業務の一つが「応募(作品受付)」です。

コンテスト運営費用のネックになる「作品の郵送受付」。メリットとデメリットは?

長年、アート系のコンテストを中心に、郵送での作品受付が主流でした。応募者が自分の目で確認した繊細な色合いや素材の質感などをそのまま預かり、しっかり審査できるのがメリットです。また、応募者のITリテラシーを問わないため、応募件数を増やせるところも利点です。

一方でデメリットとして、主催・応募者ともに近年の値上げラッシュの影響を受けやすい点があげられます。作品の開封や整理、集計が人力で行われ、応募者も郵送料金を負担しているためです。たくさんの作品が届くと嬉しい反面、運営費削減の観点で受付方法のご相談を頂くことも多くなってきました。

郵送からWebへ。コンテストの作品受付にもDXの波

最近、いよいよアートコンペも含んだ多くのコンテストで、作品受付のWeb化が進んでいます。たとえば「登竜門」に掲載している定番コンテスト「TOKYO MIDTOWN AWARD アートコンペ」では2022年から、「学生限定 立体アートコンペティション AAC」では2024年からWeb受付のみに変更。「ザッカデザイン画コンペティション」でも2024年からWeb受付をはじめました。

当社ではWebフォームで作品を受付・審査するアプリケーションをご提供しています。応募数が予想を大きく上回っても費用は固定。また、手書きの応募者情報を集計表に転記する膨大な工程がなくなり、すぐデジタルデータで納品可能です。応募者も郵送料金がかかりません。なお当社フォームでは審査まで一貫してWeb化することも可能です。

Webに不慣れな応募者を除外してしまうのではという声もありますが、ご自身や周囲を見てみると普通にスマホやWebサービスを使いこなしていませんか?コロナ禍を経てデジタルリテラシーがあがっており、そこまでハードルは高くないのかもしれません。数年Webと郵送受付を併用して徐々に移行するのも手です。

すべてをDXしなくてもいい。コンテストの醍醐味「作品原本の審査」を残すには

手づくりの作品に魅力があるコンテストの場合、一次審査資料をWebで受付して、審査通過者のみ作品原本を送ってもらうなどのハイブリットな方法も、おすすめのひとつです。実際の作品を囲んで関係者・審査員がコミニュケーションをとることもコンテストの醍醐味ということを、当社は長年の運営経験で感じています。すべてデジタルに変えるのではなく、「いいとこ取り」で費用と魅力の着地点を見つけていきたいですね。

最適な応募受付のありかたや、運営費用のお悩みがございましたら、ぜひ当社までご相談ください!

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