公募ラボ - コンテストの企画・実施支援
研究発表
2017/05/17 14:04

コンテストの主催者に必要なこと(2) – さあ運営、その前に

コンテストの主催者に必要なことコンテストの運営に必要な要素を以前まとめました。「解決したい問題の定義」をし、必要な要素が洗い出せたら、いよいよコンテストの運営でしょうか。

いいえ、考えることが、もう一つあります。

その問題、コンテストで解決できますか?

「解決したい問題の定義」がなされたら、コンテストを実施することでそれら複数の問題が効率よく解決できそうか、もう一度考えたいところです。

言い換えると、他に適切な手段はないのだろうか? 自問していただきたいのです。もしコンテストを実施することで一つの問題しか解決できそうになければ、他の手法を検討された方がよいのではないかと思います。

その上で、有望な問題解決方法の一つだと考えることができるのなら、通常の新規業務として必要と思われる検討を行なってください。

・課題を解決してどのようになりたいのか
・いつまでに解決したいのか
・既存プロジェクトとの関係はどうなるか
・リソースはどこまで確保できるだろうか

など……。

ここまでくれば、運営に着手できます。運営実務は自分たちで行う場合もあれば、外部委託する場合もあるでしょう。

上流工程からの支援が必要な時は

コンテストの実施には、問題定義や検討段階での熟考といった上流工程が肝要だ、ということが見えてきたでしょうか。

もちろん、そもそもの問題定義にセカンドオピニオンが必要な場合もあるでしょう。また、コンテストについて聞いたことはあっても解決方法としての適不適の判断に困る場合もあるでしょう。

「登竜門」「公募ラボ」を運営する株式会社JDNは、こうした上流工程からの支援を行っております

JDNは「飛騨の家具アワード 家具デザインコンテスト」の支援をしている

株式会社JDNは「飛騨の家具®アワード 家具デザインコンテスト」の支援をしている。写真左は筆者

1997年に、とある上場企業の社内新規事業として始まった株式会社JDN。20年にわたるコンテスト情報の収集と実施支援という実績に加え、インターネットにおける様々なビジネスモデルへの理解と実践新規サービスの立ち上げにまつわる経験などを背景に、多角的な視点からコンテスト実施のご助言をさせていただきます。

お気軽にお問い合わせください。

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