公募ラボ - コンテストの企画・実施支援
研究発表
2016/10/06 20:52

応募数、適切な目標設定のために(1)

前回は「登竜門を活用した応募数予測」についてご説明しました。

今回は、その補足というか、その前提となるコンテストを実施する場合の代表的なKGI(Key Goal Indicator)である応募数の目標設定についてご説明します。

まず応募数の幅を把握する意味で、既存の事例を見てみましょう。

最も多い応募数を誇るコンテストは?

ご存知の方も多いと思われる「伊藤園おーいお茶新俳句大賞」は、第27回の応募数が186万2954句でした。

俳句よりもハードルが低く誰にも親しみやすい川柳というフォーマットだけが条件で、特定のテーマをもうけず、老若男女問わず誰でも日々のちょっとした気づきで参加できる、という応募内容の設定が最大の要因でしょう。それを補強する魅力として、最高賞が文部科学大臣賞で賞金は50万円、お茶のボトル自体を発表媒体にした露出の広がり、歴史と知名度、良識あり幅広さを感じる審査員陣、協会や教室などの後援、などがあげられます。

また、小学生以下のこどもを対象としたものですと、たとえば住友生命が主催する「こども絵画コンクール」は、第39回の応募数が21万2843点でした。

これらの膨大な数の要因の一つは、学校からの大量な応募です。いずれも文部科学省が後援し、学校でのチラシ配布などの広報活動も徹底しています。

こうした規模感もありながら、たとえばデザインコンペで最大規模といわれる「コクヨデザインアワード」は、第13回となる2015年の応募数が1659点でした。
登竜門では様々なコンテストの結果も記事としてお伝えしていますが、アートや建築、デザインなどのクリエイティブ系は数十から数百の幅に収まることが多いようです。

企画によって、桁が三つも四つも違う訳です。

応募対象となる層が狭くなればなるほど、当然、母数が減りますので、得られる応募数も比例する傾向にあることは言うまでもないでしょう。

(2)へ続きます。

※当社は個人情報保護マネジメントシステム プライバシーマーク使用許諾取得(Pマーク)の認証を受けております。
(登録番号 第10860833(06)号/2016年8月1日更新)

プライバシーマーク 10860833(06)