一人一人の想いがみんなの笑顔へ。Hondaの動画・ポスターコンテスト~事故のないみらいを描こう~ [PR]

【特集】一人一人の想いがみんなの笑顔へ。Hondaの動画・ポスターコンテスト~事故のないみらいを描こう~
モビリティメーカーの本田技研工業(Honda)。クルマやバイクを進化させ続けるだけでなく、1970年代から、子どもから高齢者まで各年代に応じた交通安全普及活動に取り組んでいる。その一環として2014年から毎年「交通安全 ポスター・動画コンテスト」を開催しており、現在は第5回の作品を募集中だ。

このコンテストはどのような想いで開催されているのだろうか?また、参加者はどんなところに取り組みがいを感じるのだろう。主催のHonda安全運転普及本部・島津さんと、第4回の同コンテスト動画部門大賞・米山さんそれぞれにお話をうかがった。

交通事故ゼロ社会の実現をリードする存在を目指すHonda

あなたはHondaにどんなイメージをお持ちだろうか。「はじめて乗ったバイクはHonda」「お母さんのクルマはHonda」「HondaのF1マシンに夢中になった」……Hondaのクルマやバイクにさまざまな思い出がある方も多いだろう。

同社の創業者である本田宗一郎は、“安全”を非常に重要視していた。特に、ハードウェアの安全性だけでなく、安全運転教育というソフトウェアの必要性を早くから感じ、“安全運転”という概念すらなかった1970年、企業の社会的責任として安全運転普及活動を始めた。以来、現在に至るまで指導者の育成や子供向けの交通教室など、国内外で地道な活動を続けている。

今、同社でこの活動を牽引する安全運転普及本部は、「道を使う誰もが安全でいられる『事故に遭わない社会』をつくりたい」として、ドライバー・ライダーだけでなく交通社会に参加するすべての人を対象とした取り組みを展開している。同本部が開催している「交通安全 ポスター・動画コンテスト」は、この活動の一環だ。

2017年の同コンテスト審査会。全国のHonda交通教育センターの所長も参加した。Hondaは一丸となって、応募者の“交通事故のない安全な社会”への想いに向き合っている。

現在募集中の第5回テーマは、「『事故のないみらいを描こう』~子どもたちの笑顔のために~」。安全運転普及本部の島津光洋さんは、テーマ決定の背景をこう語る。

島津「交通事故のない社会の姿を、幅広い世代の皆さまに作品として創造してもらうことで、考える機会やきっかけを持っていただきたいとの思いです。このコンテストは、私たちが取り組んでいる『事故に遭わない社会の実現』に通ずる活動だと考えていますので、少しでも多くに方に参加してもらいたいんです!」

同本部が強い意志を持って続けている、このコンテスト。これまでどのような作品が受賞しているのだろうか。今回とテーマを同じくして行われた、第4回の動画部門・大賞受賞作を見てみよう。

見る人の心をつかむ、強いメッセージが込められた第4回動画部門受賞作

第4回の動画部門で大賞に選ばれたのは、神奈川県立相模田名高校で交通安全隊を指揮する米山さんの作品。交通安全隊の高校生と一緒に制作した啓発ビデオを、41秒に再編集している。

自転車を降りて電話をかける女子高生と、「ながらスマホ」で事故が起きるシーンのシンクロ演出にドキッとする

※動画全編は公式ホームページで視聴
https://www.honda.co.jp/safetyinfo/movie_contest_2017/

冒頭、「ながらスマホ」で自転車に乗る女子高生とクルマの衝撃的な事故イメージに、私たちの目は釘付けになる。「ながらスマホ」の映像はたくさんあるが、米山さんの動画は迫力が違う。時間が戻り、今度は自転車を降りて電話しているシーンでホッとする……。見る人をドキッとさせ、心をわしづかみにする工夫を随所に凝らしながら、「ながらスマホ」が生死を分ける紙一重の行動になることを強く印象づけている。

本作の評価ポイントは、当事者である高校生とともに制作したリアルな映像で、強烈な警鐘を鳴らしたことだろう。島津さんも応募作品を振り返り、「さまざまな視点からの交通安全に関するメッセージを強く感じている」と語っている。

左:第4回の動画部門で大賞を受賞した米山さん 右:Honda安全運転普及本部の錦織課長

米山さんは、制作意図を次のように語ってくれた。

米山「ただ『交通安全』という概念的な言葉だけでは伝わりにくい事も、ポスターや動画で具体例を提示する事によって、メッセージがより深く心に残ると思っています。『ながらスマホ』をテーマにした本作は、自転車に乗りながらスマホを操作し続けていたらどうなるのか、自転車を降りてすればどうなるのか具体例をそのまま表現しています。作品制作に関わった生徒や、ご覧になった方々ご自身がこの状況になった時の判断材料の一つとなると考えると、それはとても意味深いものだと感じます」

同コンテストの魅力-クリエイティブの力で『笑顔あふれるみらい』を描く

このコンテストへ応募する意義について、米山さんは次のように答えてくれた。

米山「作品が人々の意識に変化を及ぼして、よりよい社会の形成に役立っていくことは、大きなモチベーションとなります。安全なみらいをつくるには、市民レベルで一人一人が意識を高めていく事が一番効果的で、有意義なことだと確信しています。また、私たちのような一市民にとってこのようなコンペの場は、表現の幅を広げていく大きな力を持っていて、取り組みがいがあります」

Hondaの島津さんは、今年のコンテストについてこう呼びかけている。

島津「幅広い世代に応募いただけるようなカテゴリーをご用意しています。次世代を担う子どもたちの『笑顔あふれるみらい』を実現するためのテーマですので、たくさんの方が笑顔になるような、ユニークで明るい内容の作品を期待しています」

同コンテストは年代別にカテゴリーが分けられており、毎年幅広い年齢層の方が参加している。また、昨年の動画部門・大賞の米山さんは56歳、優秀賞の受賞者は16歳。だれもが参加でき、だれにでも受賞のチャンスが待っている。

大賞賞品は、栃木県にあるモビリティテーマパーク「ツインリンクもてぎ」ツアーへの招待だ。森のなかでアクティビティを楽しみながらバイクやクルマのスクールに参加して、アクティブに安全運転を体験できる。

Honda安全運転普及本部のホームページには、昨年までの受賞作品や審査コメント、交通安全に関連するさまざまな情報が掲載されおり、ヒントが多いコンテストでもある。ぜひ、より多くの方に取り組んでみてほしい。

第5回 Honda 交通安全 ポスター・動画コンテスト【動画部門】【ポスター部門】

●締切
2019年1月11日 (金)

●賞
大賞(各部門1点)ツインリンクもてぎツアー ご招待(1泊2日 交通費込み 1組2名)他

●募集内容
テーマにそった未発表でオリジナルの動画・ポスター
【テーマ】「事故のないみらいを描こう」~子どもたちの笑顔のために~

●募集要項
動画部門
https://compe.japandesign.ne.jp/honda-koutsu-anzen-contest-2018-video/

ポスター部門
https://compe.japandesign.ne.jp/honda-koutsu-anzen-contest-2018-poster/

公式ホームページ
https://www.honda.co.jp/safetyinfo/movie_contest/

画像提供:本田技研工業株式会社 安全運転普及本部
構成・文:猪瀬香織(JDN)

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