結果発表
2018/08/08 10:00

第9回 バンフー 学生Tシャツデザインコンテスト《学生限定》

受賞作品数:16点(佳作を除く)
主催:株式会社帆風

最優秀賞

Lee Yoonseo(東京モード学園)
審査コメント
世界中で知られている“愛と美”の普遍的アイコン「ミロのヴィーナス」に、もっと愛を!と重ねた所に面白さがあります。
コピーで隠された顔は、あなたであり、私であるのかもしれません。
このTシャツが似合うカジュアルな日常の中で、たくさんのLOVEを発信し受け取りながら過ごせたらステキですね。(中沢しのぶ)

優秀賞

川村晃代(専門学校デジタルアーツ仙台)
審査コメント
テーマである「LOVE」が明確に表現されていると思いました。
全体の構図や遠近感、そして「蛇口」から溢れ出る「LOVE」という着眼点も素晴らしいです。
これからも頑張ってください!(有働澄子)
Ujeed Hodoo(東京モード学園)
審査コメント
1980年代から90年代のTシャツやスケードボードなどにみられる独特の幾何学模様の雰囲気を感じさせるデザインが目を引きました。
ボディの黒と白のラインの中に配置されたビビッドな「LOVE」がとても良いアクセントになっています。(滝澤友彦)

審査員賞

神野陽絵(HAL名古屋)
審査コメント
見る人を笑顔にできるデザインだと思います。
オリジナルでキャラクターをデザインした点と構成力を評価しました。
これからも頑張ってください!(有働)
油井詩織(千葉工業大学)
審査コメント
アイデアがいいと思いました。写真の作品が少ない中で、「Tシャツの写真をTシャツにしよう」という、人とは違うことをしてみようというところが好きです。
写真の中のTシャツがTシャツを撮った写真だったら? そのTシャツがTシャツの写真だったら…とか色々考えてしまいました(笑)。(笠井修二)
三輪靖恵(名古屋モード学園)
審査コメント
「I」(アイ=私)の中いっぱいに大きな「LOVE」があり、それをトリコロールの「青・白・赤=自由・平等・博愛」で表現したという、壮大なコンセプト。
白いTシャツに明快な幾何学模様、その中に深い意味を込めているところが、抜群にカッコいいです。(中沢)
町田祐哉(山本学園情報文化専門学校)
審査コメント
今回のテーマ「LOVE」。町田さんは「LOVE」について深く深く考えてデザインをしていることがコンセプトから伺えました。
様々な視点や切り口で表現されたデザインが鮮やかさだけではない奥深さを加えてくれました。(滝澤)
千葉良晴(立教大学)
審査コメント
来年がバウハウス誕生100年になります。そのバウハウスに多大な影響を与えた造形活動デ・ステイル(De Stjl)に画家の「モンドリアン」がいます。彼の作品様式に「LOVE」を組み合わせたモダンで楽しい作品ですね。
LOVEの文字がもう少し読みやすければさらに良くなったでしょう。MoMA(ニューヨーク近代美術館)のミュージアムショップで売れそうですね!(青山 眞)
益子明日美(京都芸術デザイン専門学校)
審査コメント
受賞おめでとうございます。
今回たくさんの愛の形に出会い、刺激を受けましたが、その中でこの作品には“忘れることのできない純粋な愛”を感じ、そしてそれは我々が忘れてはいけない愛のカタチなのではと思い、このメッセージ性の強さを評価して、審査員賞に選びました。
#青春 #女子高生 #愛というにはまだ至らぬほどの恋(吉田広信)
本田莉子(京都造形芸術大学)
審査コメント
「LOVE」というテーマを聞くと、「ハート」のアイコンだったり「愛」という言葉をすぐに思い浮かぶが、それらを使用せずに「受け継がれてきた命=家系図」という切り口がステキだなと思いました。またそれが大木になっていくというアイデア、デザインも壮大で良いですね。Tシャツ本体を含めた色使いもかわいいです。(新里真一郎)
藤田茉里奈(東京モード学園)
審査コメント
Tシャツをキャンバスと捉えた点に加え、ラブという抽象的な言葉の儚さや泡のように消えそうなイメージをしっかりとタイポグラフィで具現化したところに好感をもった。
また、全体的に色数を抑えたことで、まとまりのあるデザインに仕上がっている。(小林史朗)
山田こよみ(大阪市立扇町総合高等学校)
審査コメント
左胸に付けられたポケットから中心(内側)にあふれるハート。まさに「やさしいLOVE」で心が満たされていくように感じました。(畑野ひろみ)
伊藤花音(敬愛大学八日市場高等学校)
審査コメント
ほのぼのとした家族愛を感じる作品です。学生がなかなか発想できるイメージでは無いと思いました。これは、日頃からの観察力が伺える作品だと思います。この観察眼を活かした、ほのぼのとした、人の気持ちをリラックスさせるデザイン制作をしてください。期待しています。(赤城潤一)
水野 陽(大阪市立扇町総合高等学校)
審査コメント
ペンギンの親子という一見可愛らしいデザインですが、ただかわいいだけではなく、国それぞれの家族愛や国同士の在り方などを訴える大きなメッセージ性を感じました。デザイン性とメッセージ性を両立することはとても難しいことですが、この作品はそれが良くできていると思います。(齋藤美帆)
谷口梨瑚(帝塚山学院高等学校)
審査コメント
「LOVE」という感情を明解な物語に変換し、それを題材として単純化された要素で視覚化し「LOVE」というメッセージを伝達している作品である。誰しもが理解、共鳴できる感情が表現できているところに好感が持てる。(辻 勇佑)
日馬陸也(新潟デザイン専門学校)
審査コメント
コンセプトに日常の物語があり、素敵だと感じました。
イラストの女の子が覗いているカメラの向こう側に、愛おしむ存在があることでしょう。
女の子の微笑む口元にも、イメージが膨らみます。
柔らかく暖かい黄色とシンプルなネイビーのラインにもセンスを感じます。(河野 愛)
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