第15回 バンフー 年賀状デザインコンテスト
主催:株式会社帆風
応募作品数:1330点
受賞作品数:38点
※ここでは、最優秀賞・優秀賞・審査員賞をご紹介します
最優秀賞
- 作品コメント
- 上から見てみると…もしかしたら鏡餅がヘビになってたりして。そんな想像をしながら描いてみました! 赤と青の組み合わせで、お正月らしくめでたくポップに仕上げました。
- 審査コメント
- 巳年ということで「へび」のモチーフが多い中、斬新な構図とビビッドなカラーで「へび」を大胆に表現してくださいました。おミカンを抱き込んでいるようにも見えるところも可愛いですね。配色のバランス、デフォルメの具合、細部の丁寧さ、どこをとってもオリジナリティのある作品でした。ハッピーな新年を迎えられそうです。(藤田 樹)
優秀賞
- 作品コメント
- 「神様の化身」や「神様の使い」と言われ、幸運を呼ぶ存在として知られている白蛇が富士山の周りをゆっくりと、平仮名の「へび」の文字形に泳いでいます。どことなく富士山も笑顔に見え、予測不能な楽しいことが起こりそうな予感のするデザインにしました。
- 審査コメント
- すごくシンプルで、それ故に心を惹かれるデザインです。無駄な要素がなく、かといって物足りなさもない。そのさじ加減が難しいところですが、卓越したバランス感覚によって見事に魅力的なデザインに昇華しています。(大河原健太)
- 作品コメント
- 伊達巻の中に、へびを見ました。
- 審査コメント
- 応募作品では鏡餅に擬態するヘビのデザインが多い中で、モチーフ選択の目の付け所が面白いと感じました。伊達巻は「知恵が増える」ことを願う縁起物ですが、裏腹にとぼけた表情のヘビがなんとも味があって良いですね。知恵が増えるかは分かりませんが、笑顔は確実に増えると思います!(中山貴夫)
審査員賞
- 作品コメント
- 松から蛇がでてきて上にのびていくイメージです。「健康と成長」を祈る麻の葉文様を背景にして光り輝く未来への成長を願いつつ、面白おかしい年になりますように、という想いでつくりました。あげる人ももらった人も、笑顔で過ごせますように。
- 審査コメント
- 明るい年始を迎えられるデザインだと思います。愉快さ、可愛さ、ポップという印象だけでなく、松とヘビたちの配置、色使いから落ち着きを感じさせます。他の干支をテーマにした作品も見てみたいと思いました。(小野裕子)
- 作品コメント
- 童心に帰ったような新鮮な気持ちで新年を迎えて欲しいという願いから、小さな頃よくやっていた手遊びを取り入れて蛇の顔を表現しました。また、日本の伝統色である茜色と青竹色を使用し、蛇の鋭さをよりポップに表現しました。この年賀状が届いた人が「ちょっと真似てみよう」なんてする姿を想像してみたり、、高揚する気持ちと共に制作した作品です。
- 審査コメント
- オールドスクールな2階調のデザインが新鮮に映りました。パンクバンドのジャケットアートワークのようで、シルクスクリーンでTシャツに刷ったらかっこいいだろうなー。と想像してワクワクしました。色使いも良いです。(大河原)
- 作品コメント
- 干支みんなで寝ている中の、蛇たちをイメージして制作しました。
- 審査コメント
- ヘビが苦手な方にも是非オススメしたい、気持ちがほっこりするデザインです。良い意味でラフなタッチも可愛らしい世界観に一役買っていると思います。ヘビの前後の干支である龍と馬も一緒になって、寝相で年号を表現するアイデアも、大部屋で十二支が仲良く寝ている様子が想像できて楽しいですね。(中山)
- 作品コメント
- リンゴの皮を剥いていたら、なんだかヘビみたいに見えてきて年賀状にしてみました。奇しくもヘビとリンゴはアダムとイヴのお話で縁が深いもの同士。りんごのおかげでヘビさんも少し可愛く見えるかも。
- 審査コメント
- ちょっと怖くなってしまったり、なかなか難しいモチーフの「へび」ですが。おりんごの皮に見立てることで、ほどよいデフォルメのオリジナリティが出ていました。余白も活かせているので、そのまま送っても◎、ひと言書き添えても◎、と自由度の高い使用もできていいなと思いました。またおりんごの赤や丸も縁起がよく、お正月シーズンにちょうど旬のおリンゴが届くというのも嬉しいです。(藤田)
- 作品コメント
- ねえ、、、みて!!
- 審査コメント
- 「発想力」と「それを表現するビジュアライズ力」という二つの観点で審査させて頂いたのですが、着眼点が唯一無二だと思いました。その素晴らしいアイデアが、イラストと色使いとで上手に表現されたデザインだと思います。今回の作品の多くで見落とされがちだったのですが、年賀状らしさもちゃんと担保されていたのも良かったです。(戸田俊作)