第13回 バンフー 年賀状デザインコンテスト
応募作品数:1307点
受賞作品数:39点
主催:株式会社帆風
※ここでは、最優秀賞・優秀賞・審査員賞をご紹介します
最優秀賞
- 作品コメント
- 「こんな形に収めたい」デザインを考えているとそんな作意から、ウサギの軽やかさや体毛の柔らかさのような物が損なわれて行く感覚がありました。ウサギの愛らしさを表現することを目標にデザインを考えました。大きな耳と対象に、短く小さな前足を一生懸命に伸ばす姿から、自由に駆け回るウサギの愛らしさを表現しています。
- 審査コメント
- コンパクトにまとめつつも、うさぎのふわふわとした質感、まるいフォルム、特徴である耳や尻尾、前脚の愛らしさまで全て兼ね備えており心打たれました! 駆け回るウサギの影が全体を引き締め、ブルーの背景と優しい朱色も強すぎずとても綺麗です。印刷時の仕上がりも楽しみですし、他の作品もたくさん拝見したくなりました。(永野 慧)
優秀賞
- 作品コメント
- 「卯」を耳に見立てました。こちらを見ているような、見ていないようなうさぎたちが仲良くダンスをしている様子をイラストにしました。
- 審査コメント
- 2匹のウサギが仲良くダンス。こんな年賀状が届いたら、なんだか楽しい1年になりそう。そんな気持ちにさせてくれるデザインです。ラフなのですが、そのラフさは視覚的な心地よさの演出。とてもよく考えられていると思います。(大河原健太)
- 作品コメント
- この作品のテーマは「春」です。来年になる頃には長い冬が終わり、みんなの生活に春が戻っていることを願って、春らしいグリーンとピンクを取り入れました。うさぎの顔が大きなU(卯)の字になっているところが遊び心です。
- 審査コメント
- 「とても商品力のある作品」というのが第一印象です。キャラクター化ではなく、「うさぎ」というテーマを使ってデザインに落とし込めている点や北欧っぽいカラーリングがとてもモダンで、商品化した際のニーズが高いと感じました。またニスや箔など特殊印刷で、もっと作品に深みが出るだろうという期待も込めて。(藤田 樹)
審査員賞
- 作品コメント
- うさぎもかわいいだけが魅力じゃありません。2023年卯年、個性豊かにカラフルにいきましょう。
- 審査コメント
- ユーモラスな3匹のウサギが、楽しげに協力し合っている様子が伝わってくるイラストです。3匹が自分たちなりの表現で、新しい年を祝っている感じがします。ウサギのカラーリングや表情など個性的で年賀状になったときに印象に残る作品だと思いました。(小野裕子)
- 作品コメント
- うさぎが2023年を駆け抜けているイメージで描きました。
- 審査コメント
- ぽつーんと配置された数字の周りで、小さなウサギが遊んでいる。シンプルさに心惹かれました。ホッとするという言葉があっている気がします。数字も、ウサギも良いデザインです。私が求めているのか、世界が求めているのか。答えは出ませんが、優しさで目立っていた作品です。(大河原)
- 作品コメント
- 日本の和柄を模して、うさぎの後ろ姿を青海波に見立てて配置しました。うさぎは波よりも雲の印象だったので富士にかかる雲としてデザインしました。陽にかかる2023の雲も和の印象になるようにしました。うさぎの耳や、向きの違う尾を混ぜ、見る人に面白みを感じてもらいたいと思いました。
- 審査コメント
- 和文様に見立てたうさぎの後ろ姿がとてもかわいらしく、連続した図形はスッキリとまとまっていました。年号の部分や、向きの違う尻尾などの遊び心もポイントになっており、ユーザーが楽しめる工夫も感じられました。お正月の華やかさも表現されていて、飾っておきたくなるような美しいデザインだと感じました。(永野)
- 作品コメント
- もふもふのうさぎのどアップです。2023年最初に見るうさぎは思わず触ってしまいたくなるような毛並みと、あえて崩した表情が特徴です。
- 審査コメント
- キャラクター化されやすい「うさぎ」という題材ですが、制作コメントにあるように、うさぎの質感を真正面から打ち出している点がとても印象的でした。また大胆な構図で、かわいさと併せて迫力もあり「白い背景に白いうさぎ」なのにも関わらず存在感があり、秀逸さを感じました。(藤田)
- 作品コメント
- とにかくウサギが大好きなので、卯年が来るのが待ち遠しいです。とにかくかわいいウサギを詰め込みました。
- 審査コメント
- よく見ると色々なうさぎがいて、その緻密さにうさぎへの愛を感じました。オンラインなど一瞬で通り過ぎるような媒体ではなく、手にとってじっくり見る年賀状だからこそ、この良さがいかされ、受け取った方も温かい気持ちになってくれそうです。(岩田千里)
- 作品コメント
- 干支のうさぎを版画風に描きました。レトロ調のラベルデザイン年賀状です。
- 審査コメント
- 一次審査で1000点以上の作品を見ていた中で、基礎的な技術がしっかりしており、まとまった構成の綺麗さに目が留まりました。また、「レトロ調のラベルデザイン」という自分が設定したコンセプトに対し、出来上がったビジュアルがしっかりマッチしており、表現がブレていないことが評価する一番のポイントになりました。(藤原朋子)