TOKYO POST CARD AWARD 2017
応募作品数:355点
受賞作品数:7点
主催:龍名館 ART RYUMEIKAN TOKYO プロジェクト
大賞
- 作品コメント
- マグロがお寿司になるまでの様子を表現。
舞台は築地です。
「釣り上げたときの大きさ」→「競り」→「解体ショー」→「脂のノリ」→「美味しさ」と、いつでも私たちを楽しませてくれるマグロ。
日本人の私たちも驚かされるほどですから、海外の人はもっと楽しめるのでしょうね。
そんなマグロに感謝の気持ちを込めて「ITADAKIMASU」
優秀賞
- 作品コメント
- 繋がり、分岐し、合流する…東京の複雑な交通網は人間模様にも似ています。路線図を模様にして都の花ソメイヨシノをあしらいました。触れあっているふたりの手はこの後結ばれるのか離れていくのか、想像の余地を残して少し曖昧な感じにしておきました。
- 作品コメント
- 送り手が手紙を作家の気持ちになり、受取手は読者のようなきもちになれるポストカードの提案。
送り手は、東京での出来事をまるで小説のように書く。
受取手は、その出来事を小説の始まりのように読む。
審査員特別賞
- 作品コメント
- 東京の路線図をもとにし、日本の伝統の結びを取り入れたグラフィック作品にしました。
さまざまな路線が結ばれ、繋がり、東京の観光名所である東京タワーを作り上げる様子を描きました。
結び目の中には花やスプーン、フォークなど、東京の自然やグルメを表わすモチーフも取り入れました。
- 作品コメント
- この写真のドレスの裾は、東京のランドマーク的な建物の模型になっています。
この模型群は固定をしていないので、身体的には動き回ることが可能ですが、ひとたび「街(模型)を崩壊させない」という意識が働いた途端、身体に制限がかかります。
つまり、彼女の「ためらい」がそうさせます。
ここ東京は、この街に存在する一人一人の中の「女神のためらい」によって、あやういバランスを保ち、成り立っているのかもしれません。
龍名館特別賞
- 作品コメント
- 夜に東京の光を空から見るとキラキラしている。昼に地上から東京の街を見てもキラキラしている。沢山の人たちが行き交う道でそれぞれの物語が交差している。
お客様審査員賞
- 作品コメント
- 東京には江戸情緒が感じられる古い町並みと、現代最新鋭の建築技術とが融合した町並みが多く存在する。そしてそこに住んでいる人、訪れる人がすれ違う空間には、あたかも昔からの生活がそのまま残っているかのような雰囲気が漂っている。
今回そのような町を取り上げることで「東京ものがたり」が表現できればと、浅草を舞台とした江戸東京融合の町を考察。
江戸風景として歌川広重描く錦絵の世界、中でも彼の遺作ともなった名所江戸百景の中に、現代風景として、浅草寺や東京スカイツリーなどの建築物、行き交う人々を挿入することで、今昔コラボした「江戸東京物語」を描いた。