結果発表
2025/12/26 9:30

Art Award おおたかの森 2025 立体アート部門

主催:流山おおたかの森S・C/東神開発株式会社

応募作品数:21点
受賞作品数:3点

大賞

おおたかの巣
杉浦 岳、関沢伸太郎、瀬島 蒼、杉浦麻理、下山達也、下山 順
おおたかの巣
作品コンセプト
オオタカが暮らした森から着想し、流山の豊かな文化と暮らしを育む“大きな巣”を提案します。空に向かって開くメガホンの形をした“巣”は、中に入ると大空を見渡す展望スペースに、外からは心地よい影を落とす庇(ひさし)になります。心地よい芝生に寝転びながら流山の空を見上げたり、庇の下で友人と談笑したり、屋上広場の楽しみ方を広げてくれる立体アートです。この作品が市民の皆様に愛され、流山の明るい未来を育む“巣”となれればと考えています。

優秀賞

LINE
Cosmopolitan/Workshop(橋本圭央、三輪和誠、八木佑平)
LINE
作品コンセプト
本作品の目的は、流山市の自然と来訪者の振る舞いが共生する空間の形成です。在来の植物種を練り込んだ日干レンガを積み上げることで、来訪者が成長していく植物に触れながら休息できるのみならず、周辺に広がる自然と人の結節点となる場所が生まれます。
また、在来種による効果的な緑化にくわえて、水平・垂直・髭根によって日干レンガ同士がむすびつき互いに自己補修していくことで、1年を通した設置に耐え、日々変化を楽しむデザインとなっています。
ブロックあそび
杉谷一考
ブロックあそび
作品コンセプト
手作業で柔らかな形に仕上げられ、カラフルな釉薬によりスポンジのような軽い質感が与えられたセラミックのブロックで構成したインスタレーションを展開する。モチーフは子供の頃のブロックあそびであり、作品に触れたり、座ったりして遊ぶことができ、その行為自体が作品を構成する。ブロックは動かせない「固定された風景」であるが、触れたり移動したりすることで子供の頃の記憶を蘇らせる装置となり、生き生きとした「記憶の風景」として立ち上がる。
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