第6回 SRF賞
応募作品数:202点(SRF部門48点、一般部門154点)
受賞作品数:21点(SRF部門9点、一般部門12点)
主催:構造品質保証研究所株式会社
※「公式ホームページ」をクリックすると第6回SRF賞シンポジウムYouTubeチャンネルへリンクします
SRF部門
優秀賞
SRF.AD(エス・アール・エフ・アド)
池嵜直樹
- 概要
- 本ご提案は工学的な技術開発ではなく、また身近な防災関連用品や公共施設のデザインでもありません。ただ社会制度や情報技術も上手に活用しながら独自に防災や社会問題に取り組んでいただくための仕組みであり、地域に暮らす人も企業も安心して暮らせるようになるWIN-WINの取り組みだと考えております。
佳作
- 概要
- 瀬戸内で古民家を利用した宿泊施設の運用をしております。島の人にも観光客にも良い形の宿泊施設を。古民家を後世に受けつぐことができる仕組みづくり。
蓄光するSRFが優しく照らす、夜でも安心で快適な街
三島大世
- 概要
- SRF工法に使う包帯に蓄光塗料を染み込ませ、この「蓄光するSRF被覆材」を電柱、街路樹、ビルなどの屋外の建物や地下鉄などの屋内に巻き付けます。それにより防災性と防犯性を高めつつ、電源を必要としない革新的な照明が可能になります。夜間災害に強い街づくりにあたり、「蓄光するSRF被覆材」を施すことにより、子どもたちから高齢者まで多くの人が、安全により早く避難誘導することが可能になります。
“SRF ブロック塀” で木密の災害に備える
中山佳子
- 概要
- 木造家屋密集地区において建替えせず防災性を向上させる手法として、街区単位で延焼防止帯となる空き地を生み出し、耐震性・耐火性・施工性のよいSRFブロック塀で囲う。SRFブロック塀は、耐火性のあるブロック塀に、段階的施工性に優れるSRFを用いてSRFネット貼り補強を施し、仕様規定適合レベルの耐震性を確保する。現行の仕様規定に適合しない既存ブロック塀の倒壊と、木造家屋の延焼という木密の弱点を克服する。
災害支援物資管理SNSサービス「災害物資ほっとライン」
李 宇太
- 概要
- 災害物資ほっとラインは、どの避難所で何の物資が足りないか、一目で分かるように可視化するアプリです スマートフォンやタブレットPCを使って、避難所を運営する側は簡単な操作でどの種類の物資が足りないかを伝える事が出来、物資配送を管理する側は各避難所で必要とされている物とその緊急度を一目で把握する事が出来ます。 より現場のニーズにあったプル型物資支援を実現するアプリです
- 概要
- 日本の住宅街に特有の風景として、ブロック塀による境界があげられる。ブロック塀は崩れやすく、災害時に人的被害を及ぼしたり、避難・救助の妨げになることも少なくない。また、現状として、ブロック塀は単なる境界としての役割しか担っていないように感じる。ブロック塀の安全性を確保すると同時に、生きた境界としてよみがえらせるため、SRF工法による補強を行う。
- 概要
- 地下鉄(都営地下鉄大江戸線)を対象とする、SRFを用いた環状補強と動的な地下画廊化への更新提案。
一般部門
優秀賞
- 概要
- 都市部に氾濫する看板の抱える問題を解消する提案
災害時に大人と中高生の力を生かした、避難所ネットワークを作る
真仁田 智
- 概要
- 家族での応募します。東京在住で私は私立中高に勤務、妻は地元公立中のPTA役員、長男は私立高校2年、次男は公立中1年という家族構成です。ある日、現実的に首都直下型の地震時に対応できるかシュミレーションすると無計画あったこと、実際の避難生活の想定もできていないことがはっきりしました。そこで、家族で考えたアイデアを応募しました。
- 概要
- 小中学校は災害時の避難場所に指定されていますが、児童生徒と家族以外には親しみのな い場所です。それが災害時の避難の迅速化を妨げる可能性があります。 少子化で余裕の生じた教室の一部をSRF工法で改修の上開放し、平常時に地域住民のたまり場として活用します。 独居高齢者やシングルマザーなど、災害時に手助けが必要な人にも地域の施設に親しみを持ってもらい、平常時から生活のサポートを行います。
佳作
携帯(TV)電話を活用した高齢者の防災・生活支援システム
毛塚順次
- 概要
- テレビ携帯電話を使用した高齢者の防災・生活支援システムです。見易く、聞き易くカスタマイズしたTV携帯電話を首から下げることによって普段の生活、避難時に活用します。オペレーターセンターから適切な支援をうける契約も提案しています。
- 概要
- 平成26年9月に発生した御嶽山の噴火では、火口周辺で多数の登山者が被災しましたが、一部の登山者はリュックサックを頭に被せて逃げたことで、噴石から頭を守ることができたと言います。この事例をヒントに、リュックサックにランドセルのようなカバーを付けることで、リュックを背負ったまま素早く頭を守ることができる防災用品を考案しました。登山時だけでなく、災害時の非常持ち出し袋としても使えます。
押す引くを迷わないドアノブ「みちび木」
中川 和紀
- 概要
- ドアを押すか引くか間違えることはよくあると思います。私が提案したのは、押すか引くかを教えてくれる便利なドアノブです。
- 概要
- 豊島区は空き家問題、シャッター街の増加、高齢化などの問題を抱えている。そこで我々は新しい賃貸方法を提案する。戦後からある51C型を解体し街に還元する。こうする事で住む空間は寝間だけに絞られ家賃は安くなり、人々は町に寄生し生きる事で、必然とコミュニティーが生まれシャッターが開き始める。これはドヤ街から学ぶ技術だ。またこれをSNSで発信し地域に還元する運営方法を提案し地域が復興する事を願う。
- 概要
- 南側に公園があり、東西に延びた敷地には様々な流れがある。季節、空気、時間、人、そんな流れに対して屋根を開き、光を落とし、軒下を設け、余白を与える。屋根に壁面や塀の機能を持たせ、住空間を斜に構えることで近隣住人や庭を明るく照らしてゆく。この家の作る境界は、様々な「流れ」を取り入れ、きっかけを与え、やがて付かず離れずの緩やかな関係を築いてゆく。この三角帽子は街のシンボルとなり街の顔になる。